宇津野越、峠から市街地方面〔1673〕2007/11/14
2007年11月14日(水)秋晴れ!
そんな訳で今朝は宇津野越。こぢゃんとよう晴れちょります。
昨夜は結構遅い時間に会社から横浜まで走って帰りました。宇津野トンネルの中は空気が良くないので、トンネルを通らずに海岸沿いの旧道を走ります。夜のこの道路は殆ど車も通らず、ましてや歩くヒトは皆無でございまして、静かな風情を楽しめますですね。
で、今朝は峠を越えて歩いて出勤としゃれ込んでみた訳です。峠の西の見晴らし場所から南の景色は、こないだうちから何度かご紹介しちょりますが、北の景色はこんな感じ。
遠くに四国山脈の険しい山々が連なり、手前には南嶺から高知の市街地へ付きだした筆山、高見山が見えます。その、山に囲まれちゅう城下町が高知市街地。
先っぽの筆山は、こないだご紹介したように標高117.9m、その左の高見山(皿ヶ嶺)は標高163m。この見晴らし場所は、その高見山の頂上と同じくらいでしょうかね。
昔のヒトが往き来しよったこの宇津野越、今は南嶺をハイキングする方か犬の散歩をするヒトくらいしか通りません。そう言えば、最近びっしりこの界隈をたつくりゆうがですけんど、この宇津野越の横浜から孕までの道中で、ヒトに逢うたことがありません。木々が茂って薄暗いので、雑草も少なく、割合に歩きやすい道でございますが、まだ暗いうちに通るがは結構ドキドキします。が、この峠からの景色を眺めると、何とも言えん清々しさですな。横浜から山を登って峠を越え、孕から住宅地を通って与力町の会社まで。約70分の道中ですが、リフレッシュにはもってこいですね。
ところで地図で概ねの距離を測ってみると、横浜から孕まで海沿いにぐるりと廻っていくコースは、峠を越えて行く山道の2.5倍くらいあります。こりゃあ、昔のヒトは山を通ったはずです。時間的に、全然違いますきね。それにしても足腰強かったことでしょう。