都電荒川線とサンシャイン60と巣鴨プリズン〔1666〕2007/11/07
2007年11月7日(水)東京は晴れ!
そんな訳で今朝は東京。昨日、名古屋から新幹線で移動してきました。昨夜は「おばあちゃんたちの原宿」巣鴨で、こぢゃんとグッスリ飲りました。焼酎をどっしこ飲んで、今朝はさすがに二日酔い状態。そんな身体を叩き起こして、板橋から池袋界隈をたつくって参りました。
ここは、都電荒川線の踏切。向こうにサンシャイン60が見えよりますね。あのビル、ひまわり太郎が高校の時分に完成した、当時としては東洋一高いというビルやったです。大学受験で東京へ出てきたとき、この近くのビジネスホテルに泊まりまして、サンシャイン60の威容に感心したもんです。
このビルが高さ日本一の座を明け渡したがは平成2年。新宿の都庁ビルに抜かれたがやそうです。
で、ご承知の通り、ここにはあの「巣鴨プリズン」がありました。東京裁判で、戦犯が収容され、処刑もされた巣鴨プリズン。後に東京拘置所という名前になり、小菅へ移転しましたが、建物は1971年(昭和46年)まであったそうです。で、解体され、1978年にサンシャイン60が建てられたとか。このビルに隣接して、東池袋公園という小さな公園がありました。ホームレスの方々が住んでいらっしゃる東池袋公園。
実は、今朝は、このサンシャインシティで、巣鴨プリズンの痕跡が残ってないろうか、と思うてここまで走ってきたがですが、よう見つけませんでした。お洒落なビルは何事もなかったように早朝からヒトが行き交い、昔を偲ばせるものはなにもありませんでした。
で、ホテルへ帰ってきてネットで調べてみましたところ、たつくってきた東池袋公園内に、「永久の平和を願って」と刻まれた記念碑が建てられちゅうそうです。う~ん、気付かんかったですな。くやしい。
けんどですね、あの、歴史的な場所に、その歴史を紹介するものが何も残されちょらんというがも不思議ですね。ちくと考えさせられた池袋の朝です。