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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

若栄社の蝉の抜け殻〔1584〕2007/08/17

若栄社の蝉の抜け殻

2007年8月17日(金)暑い!

しかしまあ、暑い日が続きますな。昨日は、埼玉県の熊谷市と岐阜県の多治見市で観測史上最高の40.9℃というのを記録したとか。74年ぶりの記録更新と言いますきにすごいですね。1933年、つまり昭和8年、つまりひまわり太郎の母親が生まれた年に山形市で記録された40.8℃を抜いたがやそうです。高知はそこまでは上がっちょりませんが、それでも暑かったですね。そして今日も暑いです。

ここは蝉時雨が喧しい朝の潮江天満宮。境内社の、若栄社の注連飾りにかきついちゅう蝉の抜け殻。よく界隈を見回してみますと、結構いっぱいありますね、抜け殻。クマゼミでしょうか。とにかく今一番聞こえゆうのがクマゼミの鳴き声。

一般的に、蝉は7年間地面の中で幼虫で過ごし、地上で羽化して一週間成虫で過ごす、てなことを聞いたことがありますよね。あれ、アブラゼミとかの話やったと思いますが、一概にそうとは言えんがやそうです。気候条件とかなにやらかにやらで、だいぶん変わってくるみたいです。クマゼミはと申しますれば、孵化してから成虫になるまで2年から5年とか、かな~りアバウトなのであります。実態は良う判ってないとか。ですきに、この抜け殻の主も、どんだけ地中生活を送りよったがかは不明ということ。

成虫になって雄はワシャワシャ鳴いて雌を呼び寄せて繁殖活動を行い、短い地上での生活を終える訳ですが、1週間ということも無いようですね。もうちっと長生き。2週間くらいは生きるようです。せっかく地上へ出てきて2週間そこらのオモテの人生を送るだけの儚い命、てなことを思いがちですが、蝉の人生とは、地中を生きることがその大部分。別に地下で我慢しゆう訳でもなんでも無うて、地中生活こそが彼らの楽しい生活そのものであり、それを謳歌しゆうと考えたらエイがですな。で、子孫を残す為に、最期に地上に出てくるだけのこと。それが~蝉の~生きる道~、ということでしょう。

ところで近年有名になった素数ゼミ、あの17年セミは、今年、アメリカで大発生しちょって70億匹やそうです。地中で17年生活する蝉。13年とか17年とかの素数の年数だけ地中生活する素数ゼミ。同じ年に大発生することで、子孫繁栄の繁殖活動を行いゆうがです。素数でない周期の蝉との競合とか交雑に巻き込まれずに生き残るという知恵らしいですきにすごいですな。その知恵のおかげで何と70億匹。素数はすごいです。


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