夜明け前の鏡川、水神社〔1583〕2007/08/16
2007年8月16日(木)今日も晴れ!暑い!
暑い暑いと申しておりますが、昨日の高知市は33℃くらいやったがでしょうか。これ、全国的に見たら低い方やったがですね。今朝の新聞を見よりましたら、ニッポン列島猛暑日状態で、軒並み35℃を超え、北関東では40℃も超えちょったですな。いやいやすごいもんです。
さて、ここは夜明け前の鏡川、九反田橋南詰をちくと東へ下った所にある「水神社」さん。川沿いに所在する「水神社」ですきに、水の神様をお祀りしちゅうことは間違いございませんでしょう。
昨日、お客様の声のコーナーに、かよりん様から七ツ淵神社へお参りされちょったというお話がありました。
子供の頃から何度も行ったことのある七ツ淵ですので、妙に懐かしゅうなってしもうちょります。七ツ淵は、この鏡川のトット上流。土佐山役場の辺りで本流に南から流れ込む支流の源流にある、平家落人伝説にも彩られちゅう秘境。ここの神様は元々弁財天さんやったそうで、こんなに山の中に所在するというのに、土佐の漁師さん達がこぞって崇拝しよったそうです。不思議に思えるがですが、深山の神様と海の漁師さんという組み合わせは結構ありますですね。大山祇の神様も、山と海の神様やったりします。
奥山から流れ出た水は、渓流から段々と広うなり、大河となって海へ流れ込みます。山と海はつながっちゅうがです。そして、山の状態が良好でないと、そこから流れ出た川の状態が良好でなくなり、そして海の状態もいかんなる、という自然の摂理を昔の漁師さん達は知ちょった、という話を聞いたことがあります。ですきに、漁師さん達は山をこぢゃんと大切にしよったと。なるほど、と思わず唸ってしまうお話でした。