鏡川上流の鮎、今年はすごいことになっちょります〔1537〕2007/07/01
2007年7月1日(日)晴れたり曇ったり
今日は日曜日。昨日の潮江天満宮の輪抜け様、土曜日ということもあってものすごい人出でした。イタリアンスパボーも食べれて嬉し美味しかったです。今日は午後、旧土佐山村(現高知市)まで行っちょりました。車でオーベルジュという素敵な温泉宿泊施設まで行き、そこに車を停めて旧土佐山村役場まで走りに行くプラン。往復十数キロの丁度ボッチリの距離ですな。
こないだの高知新聞に、鏡川上流域で今年、鮎がものすごいことになっちゅうという記事が載っちょりました。例年、鏡ダムから上流で孵化した鮎は、ダムで遮られて海まで下れず、水温の低さと餌不足で死滅するそうです。
それが今年は、ダム湖の水温が高く、また少雨でプランクトンが豊富になり、ダムやダム上流で孵化した鮎がどっしこ生き残り、今、結構な数量の鮎が大きゅうなっちゅうがが確認されたとのこと。53万匹の鮎が旧土佐山村を流れる上流域に泳ぎ回りゆうということらしいです。この状況は何と20年ぶり。
ちなみに、ダムより下流と支流で確認されたのは23万匹ということで、今年の上流域の多さは尋常ぢゃありません。例年通り、10万匹弱の稚魚をこの上流域に放流したそうですが、40万匹以上はダム湖で孵化して遡上しちゅうがやそうです。
そんな訳で、鏡川上流は本日7月1日が解禁日。トモ釣りと擬似餌釣りが、9月まで解禁となります。解禁日が日曜日、そして確認量の多さの報道もあって、今日の土佐山地区はたくさんたくさんの太公望の皆さんで賑わうことになったのでありました。
オーベルジュの近くから旧土佐山村役場まで、約5km。その区間の鏡川、ちくと瀬になっちゅう様な場所にはずうううううっと釣り人がいらっしゃいました。ここは土佐山中学校の近く、弘瀬という地区の河原。この風景が特別と言うことぢゃ無うて、こんな光景が数キロも続いちゅう鏡川上流なのであります。で、釣果の程はどうかと思うて尋ねてみましたら、概ね「まあ、ボチボチぢゃねえ」というお返事。こりゃあ、結構釣れゆうということでしょうな。大きさは?と尋ねると、22cmくらいとおっしゃっておられました。なかなかフトイですな。
この川沿いを走りもって、明るい表情の釣り人の皆さんを眺め、嬉しゅうなった日曜日でした。