小倉の旦過市場はすごいです〔1464〕2007/04/19
2007年4月19日(木)小倉は晴れて気持ちよか
今日は出張で九州、小倉に居ります。昨夜、高知から車で松山まで走りまして、松山観光港21:55発のフェリーに乗ってやってきました。朝の5時に小倉港へ着岸します。
今日の小倉はこぢゃんと晴れ渡って心地良いお天気。少し時間があったので、小倉城界隈をたつくりまわってきました。
小倉城は、関ヶ原の功績で細川忠興さんが築城した大きな大きなお城。4層目よりも、テッペンの5層目の方がちっくと大きゅうなっちゅうという珍しいつくりで、見上げてみると確かに上が重たそうです。天守閣は無いなっちょったがですけんど、戦後、外見上は復元されちょります。
中は近代的な博物館づくりですきに、高知城みたいな趣きはないですな。
細川さんが肥後へ移ったあとに城主となったのは小笠原氏。なんでも、あの、礼法の宗家小笠原家と同じ家系ながやそうです。小倉城の横に見事な庭園が復元されちょりまして、そこの展示も、そんな訳で礼法にまつわるものが多かったです。「お箸はこうやって持つのが小笠原流・・」とかなんとか言いますモンね。
さてさて、小倉城の南を東へ行くと、賑やかそうなアーケードの入り口がありました。この街の商店街の道幅は結構狭く、色んな場所にアーケードの入り口があって楽しいのですが、その場所のアーケードは一際賑やか。旦過(たんが)市場というそうです。鮮魚とかの生鮮食料品を中心に、昔ながらの市場のような商店街が南へ延びております。写真は、その賑わい。平日のお昼前というのにこの賑わい。すごいですね、羨ましいですね。やっぱし、こういったところは、道が狭うてごちゃごちゃしちょって、ちくと猥雑な感じの方がずっと素敵です。最近の地方都市ではなかなか見かけんなった賑わい。高知で言えば、中土佐町の大正市場を、もっともっと長うして地元のヒトを増やしたイメージ。
おしゃれな街づくりもエイですけんど、まちなか商店街活性化の大きなヒントがここにありそう。大きなショッピングセンターで買物をするがとは全然違う楽しさが、ここにはあります。間違いなくあります。