高知城、丸の内緑地、博覧会、公民館〔1463〕2007/04/18
2007年4月18日(水)曇っちょります
いよいよ5年目に突入したにっこりひまわりです。これからもよろしくお願いしますね!
さて、昨日の4周年、恒例の高知城からでしたが、今日はその高知城を丸の内緑地から見上げてみました。久し振りですね、丸の内緑地。
そう。この広場では、一昨年から工事が始まって、昨年一年間「土佐二十四万石博」というのを開催しよったので、しばらくこの風景を見ることはできんなっちょったがです。もちろんNHK大河ドラマ「功名が辻」にちなんで開催されたイベントで、その向こうに「大河ドラマ館」が建っちょりました。今は、芝生が植え戻されて芝養生しゆうところです。
この場所は、藩政期には厩とか馬場とかがございまして、軍事教練とかも行われよったそうです。明治に入って、女子師範学校、警察本署、高知県公会堂、県議会議事堂などの変遷を経ます。戦後、産業博覧会で建設された建物の一つが残されて中央公民館となり、ここから南へ行ったくに県民文化ホールができてそこに公民館が移設される昭和51年まで、ここにあったですね、公民館。ひまわり太郎が子供の時分、高新ホールができるまでは、ホールと言えばここしかなかったです。小学校の合同音楽会で、舞台に立ったことも覚えちょります。中央公民館の舞台に立った、最後の世代やないでしょうかね、ひまわり太郎たちは。
さて、この風景、落ち着きますな。一年こっきりのニセモノをこさえて、観光客を呼び集めてしまおう、てな企画はナンダカネエ、という感じを持ってしまうひまわり太郎なのであります。それぢゃあリピートとかにつながらんですね。もっと、本物をブラッシュアップして本物を見せること、そして地道な、それでいて心から湧き上がるような本物の活動こそが、住みやすい街づくり、持続的な観光の発展につながるがやと思うがです。
この丸の内緑地も、掘り返すと様々な藩政期の遺物が出てきたそうですが、そんなものを大切にして、文化の香り高い、心落ち着くエリアにしていったら楽しいですね。