久万川、一ツ橋からの光景〔1388〕2007/02/02
2007年2月2日(金)快晴!
今朝もシビコオリました。昨夜は中村では雪が降りよったとか。四国の西部は雪で通行止めの道路もあるみたいです。やっと「冬」ですね。
ここは久万川。高知市内の北部を流れる川。円行寺の北の山を流れ出て国分川に流れ込みます。その久万川に「一ツ橋」という橋が架かっちょります。その橋の上から、夜明け前の東の空を撮影してみました。川の中には水鳥の姿が多く、自然一杯の風情。
ひまわり太郎が小さい頃、秦泉寺のじいちゃんばあちゃんの家に、ギッチリ泊まりに行きよりました。その家は秦山の麓にあったがですが、そこからこの久万川の堤防までは田んぼだけ。土手の上を歩くヒトの姿を、山の麓の田んぼ脇の家から寝転がって眺めることができました。今は住宅がびっしりと建ち並んじょって見る影もないですけんど。
一ツ橋の南西に「一ツ橋小学校」という小学校があります。ひまわり太郎が小学生の頃に、秦小学校の生徒が増えすぎたために新設された小学校。ですきに、中学高校の友人には、秦小学校へ入学して一ツ橋小学校を卒業したやつが結構おりました。中学2年になって、秦泉寺へ引っ越しましたので、この久万川の景色は毎日眺めました。一年365日眺めました。懐かしい川の風景です。
ところで、戦前の地図を見てみると、この一ツ橋界隈から愛宕大橋の向こうまでは、久万川は、このように流れておりません。大きく北へ迂回するように流れよったがです。それを、ショートカットするようにまっすぐ流れるように大工事が行われて、現在の流れになっちゅうがです。現在の四国銀行さんの北側に水路がありますが、あの水路が旧久万川の流れよった場所と推測されます。
愛宕小橋というバス停があって、その東に「愛宕小橋」があります。水路に架かる小さな橋。何でそんな、重要そうでもない橋の名前がバス停になっちゅうがか、子供の頃から不思議でした。が、その昔、久万川の本流がここを流れよった頃、市内と秦村を結ぶ幹線道路は、この橋で久万川を渡りよったので、結構重要な橋やったという訳ですな。