梅林、馥郁たる梅の香り〔1386〕2007/01/31
2007年1月31日(水)今日も快晴!
今日も良いお天気。今朝は昨日よりぬくかったです。最低気温も4℃を超えちょりますきに、会社の駐車場の車の窓はカチバリツイチャーしませんでした。
ここは今朝の潮江天満宮。他の天満宮さんの例に漏れず、ここ潮江天満宮にも梅林があります。菅原道真公と言えば「梅」。その理由はギッチリ話しよりますき、今日はしません。で、ネットで調べてみましたら、各地の天満宮さんのシンボルになっちゅう「梅」のモチーフは、それぞれ違うことに気が付きました。
太宰府天満宮さんのシンボルは、赤い五枚の花びらのまん中に小さな丸があり、各花びらに一本づつ短い筋が入っちゅうマーク。北野天満宮さんのは、かなりデフォルメした、花びらをイメージした丸が中心の丸の周囲に並ぶマーク。で、ここ潮江天満宮さんの梅は、太宰府天満宮さんのに近いですが、まん中の処理が微妙に違いますな。いや、ここ潮江天満宮さんの場合は、決まった「梅ロゴ」は無いがかも知れません。今度調べちょきます。
さて、この梅林へ入って来ますと、ほのかな馥郁たる梅の香りが漂います。この「馥郁(ふくいく)」という表現、花では、梅の香りを言う時以外で聞いた事ないような気がします。梅と言えば馥郁。馥郁と言えば梅。花以外でしたら、高級なワインの風味を表現したりするのに使うたりしますね。
かの白川静先生の「字通」には、「馥」は「香気の流れただようことをいう」とあり、「郁」には「かぐわしい。香気のあるさま」という意味があると書かれちょります。「馥郁」は、香りの素晴らしさを表現した文字を重ねて使うちょりますき、こぢゃんとエイ香りが漂いゆう状態を現す言葉と言えるでしょう。
馥郁たる香りを楽しんでおられますか?