お正月近し、潮江天満宮の葉牡丹がきれいです〔1353〕2006/12/29
2007年12月29日(金)晴れ!
昨日のにっこりで、高知市内の今日の朝はこの冬初めての氷点下の予報、というお話をしましたが、そこまで冷えんかったですね。最低気温は2.1℃。が、山は雪が降っちゅうみたいで、高速道路が通行止めになったりしちょります。
さて、今年もホントにあとわずか。2007年まであと3日になって参りました。あちこちでお正月の準備が整えられゆうがが、新しい年を予感させて嬉しいですね。
ここはいつもの潮江天満宮。夜明け前の静かな天満宮です。高知で一番初詣客の多い神社ですきに、臨時の神社グッズ販売テントも準備万端、あとは露天商の皆さんがやって来るのを待つばかりの状況ですね。
写真は、拝殿の前に飾られちゅう葉牡丹。お正月と言えば葉牡丹。ここには紅白の色鮮やかな葉牡丹が、お正月用に特別にしつらえられた花壇に植わっちょります。お正月に葉牡丹を飾る、というのは藩政期の頃からの風習やそうです。
葉牡丹はキャベツなんかと一緒でアブラナ科アブラナ属の植物。ですきに、春には菜の花みたいな黄色い花を咲かせます。が、葉っぱの方が観賞用としては有名。キャベツによう似いちょりますき、花キャベツとも呼びますな。
色々と調べてみると、もともと百花の王「牡丹」、冬に咲く「寒牡丹」をお正月に飾る風習がヤンゴトナイ皆様方の間にあったがやそうです。何しろ「百花の王」ですき(土佐の名酒「司牡丹」のコマーシャルにぎっちり出て来る話やき、高知の方にはお馴染みですね)。けんど牡丹は栽培が難しいし、なかなか高価。そこでちっくと似いちゅう葉牡丹で代用しょうか、てなことで正月に葉牡丹が飾られ始めた、という説もあります。成る程。
高知で、「葉牡丹」で連想するのは、なんと言うたち、堺町の居酒屋「葉牡丹」様。昼前から夜まで営業しゆう大衆居酒屋で、料理も美味しゅうてリーズナブル。ひまわり太郎御用達やったりします。つまり常連さん。一人で行く事はないですが、何やかにやの集まりがあると便利なのでしゅっと「葉牡丹」。昼間からやる事の多い酪農さんの宴会も、昼から営業しゆう「葉牡丹」。大人数の宴会でもしゅっと準備してくれます。「高知の大衆居酒屋の王、葉牡丹」をよろしくお願いします。