1本からお届けします!お電話でのご注文・お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-77-6245

今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

鏡川、神田川、神依田公、賀茂氏〔1203〕2006/08/01

鏡川、神田川、神依田公、賀茂氏

2006年8月1日(火)晴れちょります

今日から8月。ちっくと雲も出ちょりますが、夏の太陽もギラギラの8月のスタートとなりました。夏は真っ盛り。暑い暑い夏が続いたら幸せですな。

ここは鏡川。柳原橋から上流方面を撮影してみました。手前部分は、その昔沈下橋が架かっちょった場所。右端に月の瀬橋の青い欄干が見えよります。

左は、鏡川に合流してくる神田川(こうだがわ)。南こうせつとかぐや姫が歌うて大ヒットしたのは神田川(かんだがわ)ですが、高知を流れゆう川は神田川(こうだがわ)。

神田川の流れる流域は、神田(こうだ)、鴨部(かもべ)地区。その昔から良田が広がっちょった地域ですね。この地名、神様に捧げられるお米を生産した田んぼ、ということでしょうか。実は、続日本紀(しょくにほんぎ)の神護景雲二年(768年)の十一月十八日条に、「土左国土左郡人、神依田公 名代等41人、姓賀茂を賜る(原文をちょっと分かりやすくしました)」と書かれちょります。神依田公が、この界隈を治めよったことが想像できます。「神田」の地名も、そのあたり(神依田公)から来ちゅうがかも知れません。「鴨部」という地名からも想像できる通り、神依田公の一族が賀茂姓を頂戴し、この一帯が加茂氏一族の勢力圏内やったがでしょう。加茂氏(賀茂氏)と言えば、平安以前の京都の有力氏族。水に関わりの深い一族。鴨川とか下賀茂神社とかの名前が今でも残っちゅうですな。

中央から遠く離れたここ土佐国でも、賀茂氏は一定の勢力を持っちょったがでしょうか。


←前日の日記2006年08月の日記翌日の日記→

HOME今日のにっこりひまわり

日記検索

年月別過去ログ

年のクリックで月を表示・非表示します。月をクリックすると記事一覧を表示します。

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

サイトマップ

facebook  instagram  twitter