久々の蘇鶴温泉、心地良かったです〔1089〕2006/04/09
2006年4月9日(日)曇り
今日は日曜日。久し振りに遠くまで走ってみました。
このところ、ロシア旅行があったりして休日の遠出ができちょりませんでしたので、ホントに久々。どこへ走ろうかと思いましたが、結局、ここ「蘇鶴(そかく)温泉」にしてみました。
昼過ぎに家を出発、ひたすら鏡川を遡行します。宗安寺橋のところから左折し、峠を越え、いの町八代へと抜けるのがなかなか心地の良いルート。八代には「八代の舞台」と呼ばれる農村歌舞伎の古い古い舞台があります。山のてっぺんの八幡様の境内ですね。で、そこから枝川の町を抜け、伊野の町を抜けて仁淀川へ。
最近あんまし走ってなかったので、ここらあたりから膝が痛うなります。う~ん、ナマっちょりますな。だましだまし仁淀川を渡り、右岸を下って蘇鶴温泉へ。今は、営業時間が12時からになっちょりますので、こないだ来たときは午前中で入浴しそびれました(今年2月12日にっこり参照)。今日はキチンと午後にでかけましたので、無事、この素敵な温泉につかることができました。
先日のにっこりで、土佐清水、大岐の浜の「海癒」のご主人をご紹介しましたが、「源泉掛け流し」にこだわるご主人の、高知で一番の泉質の温泉はと言えばここ「蘇鶴温泉」とのことでした。我が意を得たり!
やっぱしエイです、この温泉。その柔らかい泉質は、身体を癒しまくってくれます。近代的設備は一切なく、昔ながらの浴槽と洗い場が素朴で素朴で。心からリラックスできる素敵な温泉ですな。
ここは、弘法大師がお寺の建設をしようとして発見したと言われる温泉。平城天皇の第三皇子高岡親王さんが、大師を慕い、都からここへ遷居されました。で、ある日、親王は、矢傷をうけた一羽の白鶴がここに湧き出る泉に飛んできて水浴するのを不思議に思うて見よったそうです。数日後、鶴は傷も完全に癒え、飛び立って行ったそうです。そういう訳で、親王はこの温泉を「蘇鶴温泉」と名付けたとのこと。これ、温泉の室内の看板に書かれちゅう「蘇鶴温泉の由来」からの抜粋。
それはともかく、泉質はこぢゃんとエイですきに、皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。