高知市円行寺、鹿嶋牧場に咲くレンギョウ〔1060〕2006/03/11
2006年3月11日(土)晴れ
おだやかな春の週末。皆さんいかがお過ごしですか?
今朝は、ちくと用事がございまして、高知市北部の円行寺(えんぎょうじ)にある牧場まで行っちょりました。鹿嶋さんという方が経営する牧場。ここは、その昔、鹿嶋さんの奥様のお父様、岡崎正英(おかざきまさふさ)さんという方が拓いた牧場で、急傾斜の山の斜面に、日本芝などの土地に合った草を生やして牧草とし、自然の摂理のなかで牛を育てる「山地酪農(やまちらくのう)」の原点として有名なのであります。
今は「フリーバーン」という酪農方式になっていますが、広い斜面に牛を放牧しちょりますので、「高知市内にこんな牧場があったのか!」と、皆さんびっくりする素敵なたたずまいです。
今、ここにはモクレンや桃の花、トサミズキが咲いて春が溢れちょりますね。写真の黄色い花はレンギョウ。漢字で書くと「連翹」。難しい字です。書けません。
牧場へ登る道の脇に、黄色いトサミズキと、同じ色をしたレンギョウが並んじょりまして。それはそれは春らしい風情。レンギョウは、木犀科レンギョウ属の、中国原産の植物で、春になるとあちこちで見ることができます。
レンギョウの向こうには、育成の仔牛が集まって餌を食べよります。こののどかな牧場は、高知市北部、観月坂の団地入り口から北へ車で3分のところにあります。皆さん知っちょりました?
ところで、先日来少しご紹介した「土佐のおきゃく2006」、明日が最終日。ひまわり太郎は、高知街ラ・ラ・ラ音楽祭の春バージョン、ラララ春まつりでお手伝い。6会場に63のバンドが出演して、高知の街を音楽で溢れさせます。ご期待下さい!