神戸の朝、震災、港、元町、南京街、生田神社〔1051〕2006/03/02
2006年3月2日(木)神戸も晴れ!
昨日、出張で大阪へやって来ました。一日冷たい雨の降る大阪でしたが、今朝は晴れました。泊まったのは神戸三宮。いつも大阪市内に泊まるので、今回はちくと趣向を変えてみたのであります。
阪神大震災から10年が経過して、復興が進む神戸の町ですが、その傷跡は各所に残されちょります。今朝は三宮駅の界隈から元町、メリケンパークへと走ってみました。メリケン波止場のあたりには震災のメモリアルパークが出来ちょりまして、地震でズタズタになった桟橋の様子をそのまま残して地震の脅威を今に伝えてくれます。
港は、今はきれいに整備され、美しい朝日を浴びてさわやかに輝きよりました。水上警察があったり、海外渡航の波止場があったり、遊覧船の乗り場がたくさんあったり、観覧車が向こうに見えたり、半月形のモダンなホテルがあったりと、その風景は横浜によう似いちょります。カモメも飛び交いよりました。
港で日の出を迎えたひまわり太郎は、ここから元町へ戻り、南京街をたつくりまわりつつ中央通りへ。そして、大きな鳥居をくぐって北上し、生田神社をお参りしてきました。この神社も震災では大きな被害を受けたと記憶しちょりますが、今はキレイに修築され、美しく豪華にそびえちょります。各地にある八幡様に祀られちゅうのは、15代天皇応神天皇さんでございまして、その母が神功皇后。神功皇后さんが九州、三韓から帰還した際に「活田長峡(いくたちょうさ)国」に御鎮斎したのを始めとすると言いますからふっるいですねえ。北には「生田の森」がしずかに広がり、神聖な雰囲気を漂わせる生田神社。「神戸」という地名も、この神社の「神戸(かんべ)」からつけられたがやそうです。
震災、ハイカラな港、南京街、由緒ある生田の神社、早朝から様々な場所を見、色んな事を思いめぐらした神戸の朝です。