旧山内家下屋敷長屋展示館、あらためて観てきました〔1012〕2006/01/22
2006年1月22日(日)晴れ!
きれいに晴れ上がった高知県は、穏やかな過ごし安い日曜日を迎えちょります。こういうのを小春日和と言うんでしょうか。
功名が辻効果で、高知城を始めとして、観光客が増えてきました。そこでひまわり太郎と致しましては、あらためて山内家ゆかりの文化遺産などをキチンと見てみちょこうと、思いを新たにしゆうところでございます。
ここは「旧山内家下屋敷長屋展示館」。高知市所有の施設ですな。高知城から南へ下った鏡川近く、山内神社の東側にある古い建物です。藩政期後期、ここには山内家の7名の家臣の屋敷がありました。
それを山内家が召し上げ、15代藩主山内容堂さんの下屋敷がつくられました。その折、臣下の居住スペースとして建築された長屋がご覧の建物と言われちょります。維新後も、この辺りは山内家の私邸として使われよりました。戦後山内家から売却され、現在はこの敷地の殆どは三翠園ホテルさんのもの。写真の、長屋の建物は昭和53年に高知市に譲渡され、保存修理されて昭和56に現在の姿になったそうです。建物の中は、藩政期そのままの姿で残っちょりまして、当時使用されよったような物が展示されちょります。2階には、土佐の偉人の写真や、浜口道春さんという方が制作した素晴らしい和船の模型の数々が飾られちょりますね。
戦争までは山内家のお屋敷があったこの界隈。このにっこりをご覧になって、ひまわり本社を尋ねて来て頂いた奈良のお住まいの「竜馬16」様(たまに掲示板に投稿して下さっちょります)、お父様のお仕事の関係で、戦前、幼い頃ここにお住まいだったとか。「にっこり」を始めて色んな方々との輪が広がり、様々なところでつながりができているのも嬉しいことです。
狭い高知。色んなところでつながっていく、ヒトの縁ですね。