宝永町、新町、農人町、菜園場〔989〕2005/12/30
2005年12月30日(金)晴れちょりますらあ
早いもんで、明後日はもうお正月。帰省ラッシュもピークを迎え、今日は家の大掃除、てな方も多いのではないでしょうか。が、しかし、ひまわり太郎は明日までお仕事。牛乳屋さんはそうしたもんです。
毎年の話題になりますが、最近は元旦から営業するお店も増えて、静かなお正月ではなくなりました。一昔前まで、親戚やら知人やらの家での「お客」をハシゴしてお正月を過ごしよりましたが、高知の街中ではそんな光景も見れんなりましたね。
写真は、今朝の宝永町。交差点に昔から歩道橋がございまして、その上から西を向いて撮影したもの。
昔の地名で言いますと、この右手の方が「新町」、左手方面に「農人町」があります。「城見町」という町名も残っちょりますね。ビルが増えたので、この界隈から高知城を見ることはなかなか難しゅうはなっちょります。
藩政期、お城下に住む武士達の食料を確保するのは大変でした。そこで、この界隈に農民を住まわせて、色んな農産物を作らせたので、ついた名前が「農人(のうにん)町」。その向こうが菜園場(さえんば)で、その名の通り藩政期からお城下の台所として賑わいよった町ですな。
写真右手、明るうなった場所にはスーパーがございます。24時間営業。今朝、覗いて見ましたら、お正月もずうっと通常のように24時間営業でいくとの掲示がしちゃありました。なるほど。