鏡川まつりと「花台」〔98〕2003/07/23
2003年7月23日(水)曇り時々雨
い~ちぢゃ~もの~ お~ い~ちぢゃ~もの~
高知の花台はい~ちぢゃ~もの~
あさって25日から3日間、鏡川畔でフェスティバル土佐鏡川祭りが開催されます。今年で何回目なんでしょか。ひまわり太郎が小学生のときに始まったと記憶しちょります。
い~ちぢゃ~もの~ で始まる歌は、この会場の中央部分に建てられた「花台」付近で流されよります歌ですね。
この「花台」とは何ぞや。
高知の市内では、明治の時代、夏の神祭の折に、各町々がそれぞれ「花台」を作って大八車に乗せて街へ繰り出し、その大きさ、豪華さを競い合ったそうでございます。ところが大正時代に入り、街中に電気が徐々に普及してきますと、電線が邪魔になりまして大きな花台は通れません。文明が進むに従い、大きい花台はだんだんと姿を消していったということです。
今朝は久方ぶりに筆山に掛け登って来ました。写真は、てっぺんから鏡川方面を撮影したもの。川縁の黄色いテントが立ち並んでいるところが、鏡川祭りの会場です。準備はおおかたできちゅうみたいですねえ。写真を拡大してよく見てみて下さい。黄色いテント群のまんなか辺りに、赤い構築物が建ってます。これが「花台」ですね。