鏡川の「冬の大三角形」撮影成功!〔965〕2005/12/06
2005年12月6日(火)こぢゃんと快晴!
今朝もよう晴れて冷え込みました。南国土佐にもいよいよ冬が訪れた感じですね。北山の向こう側の高い山はうっすらと白いものをかぶり、空気は澄みわたっています。
今朝の写真、なにやらわからんでしょう。しかしこれ、ひまわり太郎は結構満足した写真なんでございます。家の真ん前の鏡川土手から撮影。下の灯りは新田(しんた)町。
これは、夜明け前の南西の空に輝く「冬の大三角形」の写真。初めて撮影に成功しました。へへ。
まず、中央よりちょっと左寄りの少し下に輝く白っぽい星が見えますでしょうか。
これが全天一明るい恒星(もちろん太陽は除く)のシリウス。おおいぬ座のα星で、-1.5等星といいますから明るいです。ギリシャ語で「焼き焦がすもの」という意味。夏頃、太陽と一緒に東の空から昇るので、太陽と一緒になって地上を焼き焦がすから夏は「暑い」のである、ということらしいです。
次は、写真の、シリウスと丁度反対側くらいになる右側の、シリウスの高さより少し上の位置に、赤っぽい星が見えますでしょうか。ちくと見にくいですが、これがオリオン座のα星「ベテルギウス」。オリオン座の左上の星ですね。そして、シリウスとベテルギウスを底辺にして正三角形をつくり、上の頂点の位置にほんの少しだけ見えゆうお星様がこいぬ座のα星「プロキオン」。これは「犬の前に」という意味。おおいぬ座のシリウスの前に空に昇るから「プロキオン」。
皆さんも早起きして南西の空をご覧になってみてください。きれいな冬の大三角形が楽しめますよ。早起きは三文の得どころぢゃあありません。