水通町と思案橋〔96〕2003/07/21
2003年7月21日(月)雨
今日は「海の日」。高知県地方あいにくの雨ですが。でも、この雨が終わると待望の梅雨明けでしょうね。うーん、楽しみ。
今朝は、鏡川遡行で、新月橋~上町5丁目方面を走ってきました。雨のなか走るのは格別です。
写真は、旧「水通町」。藩政期には、西部から高知の城下へ入る入り口にあたりました。この近くに、城下へ入る為の番所、通称「思案橋 番所」がございました。この番所からお城下へ入るときに、北から「北奉公人町」「本丁筋」「水通町」「通町」「南奉公人町」という5本の道が選べまして、旅人が、どの道から城下へ入ろうか「思案」したことに由来する名称とのこと。
でも、俗説では、この西側に遊女をたくさん置いた遊郭がございまして、遊びに来た男たちが、この遊郭に入るべきか入らぬべきか悩んで「思案」したことに由来するとも言われております。あくまでも俗説ですが、こっちの方が楽しいですよね。