宗安寺橋と本山梅慶と長宗我部元親〔837〕2005/07/31
2005年7月31日(日)曇り
高知県地方、ちっくと曇っちょります。瀬戸内側では雨みたいですね。水不足がまたまた深刻になってきちょりましたんで、恵みの雨になったでしょうか。
今日は、昼の時間を利用して、鏡川をたつくってきました。
鏡川の天神大橋と柳原橋の間では、一昨日、昨日、今日の三日間、「フェスティバル土佐鏡川まつり」というのをやりよります。夕方から10時くらいまで。今年も大勢の老若男女で賑わいゆうみたいですね。よう行っちょりませんが。で、その鏡川まつりの会場を抜けて、ひたすら暑い暑い鏡川沿いを遡行。
途中、月の瀬橋の下では知り合いの人たちが汗をカキカキバーベキューしたりしよりました。その匂いをかぎながら、ここ、宗安寺橋まで行って来ました。12~13kmくらいでしょうかね。とにかく汗がすごかったです。
ここ宗安寺橋は、このすぐ上流に宗安寺という臨済宗の禅寺があって、この向こう岸一帯を宗安寺と呼ぶことからつけられた名前。宗安寺は、807年の開創といいますから古いですな。五台山の吸江寺、長浜の雪渓寺と並ぶ土佐の三大禅寺のひとつとして、太古から尊崇されてきました。何度かにっこりでもご紹介した戦国時代の英雄で、長宗我部氏と決勝戦を戦った本山梅慶さんの菩提寺でもあったそうです。この向こうの一帯は、長宗我部元親の地検帳でも宗安寺村となっちゅうそうですきに、歴史は古いです。
この辺りの川で、今日はたくさんの人たちが水泳したり水遊びをしたり。こぢゃんと心地良さげでした。