ひまわり太郎の情緒的都市計画〔82〕2003/07/07
2003年7月7日(月)曇り
今日は七夕。今は曇ってますが、夜はどうなりますでしょうか。
さて、今朝の写真は、はりまや橋の少し東にあります「土佐橋」から、高知市文化プラザ「かるぽーと」方面を眺めたところです。橋の下からかるぽーとにかけては、昔堀川だったところを埋めて公園になってます。今、高知市の計画では、ここに高架の歩道橋を作ってはりまや橋界隈と結び、ひとの流れをこさえようということになってます。歩道橋の下は大型バスの駐車場。高知空港を「龍馬空港」という名前にしようとか、全国のよさこいを集めて来て龍馬スタジアム(競輪場)に集合させて「よさこいオリンピック」をやろうとか、いろんなことが検討されてますが、ひまわり太郎には、今一つピンと来ません。何故でしょう。
ひまわり太郎の頭のなかにある「情緒的都市計画」によりますと、この土佐橋の下にはもう一度堀川を復活させ、現在の高度技術で鏡川の水をうまく取り入れたきれいな水を流して街の中を走らせます。もちろん「はりまや橋」の下も。それからベネチアの様に櫓舟をたくさん浮かべて一つの交通手段にしてしまいましょう。大丸前には屋形舟を浮かべて宴会ができるようにするのも大切ですね。高知空港は、名称はそのままでもっともっと高知の「におい」のする空港にしましょう。日曜市のような土の香りと、ひろめ市場のような昼日中からビールを飲むのが当たり前の猥雑な空間を演出すれば、観光客も大喜び。よさこいは、街中を練り歩くのが基本です。練り歩ける道をもっと増やし、生バンド等のヒトの気持ちや熱情が観客と共有できる演出を凝らしましょう。市民憲章チームのような、飛び入りで参加できて質の高いチームを増やし、街中に音楽と踊りが楽しく楽しく溢れかえる、そんな雰囲気をもりあげましょう。観客と踊り子を別けて、「ダンス」を「見学」する「イベント」をやっても、決して「楽しく」ありませんよね。
話がこのテーマになりますと、思わず力が入ってしまい、長編になってしまいました。すびばせん。ひまわり太郎の夢想妄想をお届けしました。