中村城址から四万十川を望む〔83〕2003/07/08
2003年7月8日(火)晴れ
今日は中村。
暑い!たまるかゆうばあ暑い!夏ぢゃねえ。
昨日から中村市に来てますが、うだりよります。写真は、中村城跡のある為松公園の上から四万十川方面を撮影したもの。中村城は、以前にも書きました公家大名「一条氏」の居城だったところです。
応仁の乱が京で勃発し、京の町が丸焼けになってしまいました。前関白という、公家のなかでも最高位に登りつめていた一条教房は、自家の荘園があった土佐中村まで疎開してきます。そして、中村城を築き、土佐西南部を支配しました。
公家大名には珍しくその統治は大成功し、戦国の世まで栄えることになります。しかし、教房から数えて5代目の一条兼定の時代に、長宗我部元親に敗れて、土佐一条氏は滅亡してしまいました。
今でも中村は、土佐の小京都と言われ、京の都のミニチュアのような町並みと、京を模した地名が残る美しい小都市です。
けんど今日は暑い!