その森はなかった〔8099〕2025/06/18

2025年6月18日(水)晴れ
天気図見ても、梅雨前線はどこ行った、てな感じ。暑いねー。はやくも真夏になっている日本列島。熱中症予防には牛乳を飲みましょう。
そんな訳で、ここは五台山。こないだ、視界がまったくない、雨中の風景を撮影した場所。鉄筋コンクリート2階建て、屋上が展望スペースとして開放されていた展望台も今はなく、新しい展望施設の工事が始まりました。
完成予想図を見ると、現在の遊歩道からそのままテラスにつながり、テラスの下に、レストランや宿泊施設、物販施設ができるようになってます。レストランは、以前の展望台でも素敵なカフェ「パ・ノ・ラ・マ」を運営されてた現代企業社さんがやられるとのこと。楽しみ楽しみ。
こないだも書いたけど、そういう設計ならば、この高知市街側の樹々伐採は不可避だ。この図でもそうなってますもんね。
今でこそ、この斜面は鬱蒼とした森やけど、1960年代の航空写真を見ると、そんなに鬱蒼とはしてません。この十字の場所が、展望台建設地。
更に、1952年とかの航空写真では、第二駐車場から竹林寺山の方へとつながる道路から上には樹々が、ない。今よりもずっと眺望が開けた場所だったこと、わかります。この十字の場所にチャートの巨岩があり、そこは高知の城下を睥睨する「見國嶺」と呼ばれる名所だった訳で、眼下を遮る森なんか、なかったのである。新展望施設は、そのような風景を再現するものだと思ってます。
で、その新展望施設、現在「ネーミング大募集」中なのであります。締め切りは今月末で、7月1日から31日の間に審査、8月1日発表とのこと。挙げられている要件は、下記の通り。
(1)誰もが親しみやすく呼びやすいもので、施設をイメージできること。
(2)高知市内の景色を想起できること。
(3)誰もが立ち寄れる「拠り所」としての安心感。
(4)応募者ご自身が制作したものであること。
(5)他施設や著作物の模倣・流用でないこと。
よっしゃ。わかった。まかいちょき。
と、いう訳で、今回は忘れずに応募しました。県営渡船の名前募集の際は応募を忘れてたので、今回は忘れないよう気を付けてました。もちろん応募した名称は、内緒。でも、上記の要件に鑑みれば、なかなかいいのではないか?などと自賛してます。やっぱし、言葉のセンスですきんね。
ただ。僕が素敵だと感じるセンスは、一般的ではないことがママあります。自分ではいいと思うんですけどね。世の中が、まだ僕について来れていないのだ。そうだ。きっとそうに違いない。
そんな妄言をはいてる場合ではありません。オープン予定は来年。いい施設になると、いいね。