AppleⅡ〔8066〕2025/05/16

2025年5月16日(金)曇り
5月16日をウィキで見てみると、1977年5月16日に「AppleⅡ」発売とありました。なるほど。「AppleⅡ」は、スティーブ。ジョブズやスティーブ・ウォズニアックらによって作られ、発売された、世界で最初のパーソナル仕様のコンピューター。その開発の際の様々な仕様は、現代のデバイスにも多くの影響を与えている訳で、人類にとって大きな転換点となる発売だった。発売されたのは僕が高校生の頃。もちろん、個人ユースのコンピューターは「未来のSF」の世界だった、そんな時代ね。
高校の友人が東京理科大の情報工学へ進み、「これからはコンピューターの時代やきね」と言うていたのを思い出す。その友人は東武野田線豊四季駅近くのアパートに住んでて、テレビにコンピューターを繋いでました。情報工学専門なんでね。で、ゴルフのゲームをやってました。一打ごとにカセットテープを読み込むという時間のかかるものやったけど、なんか、それこそSFみたいでした。僕もその友人も、結局ホンモノのゴルフはやってないけどね。
その後。社会人となり、製造から営業へ移った頃。会社が「バローズ」のオフィスコンピュータでデータ処理を始めていました。で、素人でできる簡単な表計算ソフトも入ってたので、営業関連の帳票を入力し、「すごいすごい」と喜んでたことでした。
そうこうしているうちに、ウィンドウズ3.1というのが出て、Excelという便利な表計算ソフトがある、ということを知ることになります。そこで、その当時100万円もしたシャープのDOS-V機を購入、ExcelとWordを使い始めます。それまで手計算とかでやってたのが自動計算になり、画期的でした。画面もきれいやし。100万円したけど。当時の金額で。
そしてウィンドウズ95が発売され、ソフトもどんどんと進化していく。値段も安くなっていく。そんな時代が続きました。その頃、昔からのコアなコンピューターマニアは皆、マッキントッシュを使ってたけど、マイクロソフトの攻勢によって徐々に勢力が弱まっていく。アップルが身売りする、などと言われてたのも、その時期。
そんなアップルに、スティーブ・ジョブズが復帰したのは1997年。iMacが発売され、そこから、アップルは再び快進撃を始める訳やけど、そこに登場したのがMac OS Ⅹ。これは画期的でした。それまでウィンドウズユーザーであった僕も、Macに乗り換えてしまったほど、画期的でした。ウィンドウズとのソフト互換性もあったし、同じネットワークに繋げたし。
爾来、僕はMacユーザー。今はもう、社内でも外出時でも出張先でも、このMacBook Air1台で過ごしてます。
ジョブズは、そしてアップルは、「AppleⅡ」で世の中を変え、「iPod」などで人々に衝撃を与えながら「iPhone」でまた、 世の中を変えました。ジョブズ亡き今、世の中を変えていくのは誰なんでしょうね。
「AppleⅡ」が世に出て48年。その間に世の中が変わっていくのを目撃してきた僕ですが、世の中が便利になっていくのを目撃してきた僕ですが、これが人類に幸福をもたらしているのか、などと考えると、大切なのは、家族とのつながり、友人たちとのつながり、人と人のつながりだと、ネットで誹謗中傷が飛び交い対立分断が過激化する中で、思うのでした。
ツールも大事やけど、大切なのは、人間。