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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

軽井沢とデンマーク〔7994〕2025/03/05

軽井沢とデンマーク

2025年3月5日(水)小雨

ここは窪川。四万十町と言われてもピンときません。窪川の町の有名喫茶、「淳」の前を撮影してきました。中村へ(四万十市と言われてもピンときません)向かう途中です。まだ朝が早いので、開店前。が、外から見ただけでも風格が漂う老舗喫茶店、淳。

ここにあるように、どうやら創業は昭和39年。現在のマスターは2代目とのこと。まだ20歳代だった若い僕も、よく訪れたこと、思い出します。僕好みの渋いジャズが流れてたりして。そしておいしいコーヒーや、ホットケーキ。

 

向こうに見える山のてっぺんには窪川城址。山裾には四国八十八か所37番札所、岩本寺。36番が横浪半島先っぽの青龍寺で、38番が足摺岬の金剛福寺なので、どちらからもかなり離れた札所。歩き遍路の方は、1日歩いて2箇所しか回れなかったりするキツい場所だったりも、します。

 

窪川の町は、高南台地という台地の上にあります。その地形的成り立ちについては以前も書いたことありますね。こんな感じで、盆地のようになっている窪川。盆地みたいな場所を四万十川が流れるから窪川なんでしょうか。

窪川出身の高校の同級生I君は、窪川を「土佐の軽井沢」と言い張ります。言い募ります。主張します。確かに、ネットで検索するとそういう書き込みもあるみたい。なんで「土佐の軽井沢」なのか。

本物の軽井沢は、関東平野から碓氷峠を越えた先にある、盆地。窪川も、七子峠を越えた先の盆地にあります。現在は、新幹線も高速道路も碓氷峠を越えることがなくなったように、高速道路は七子峠を越えることは、ありません。

今朝は小雨模様。道中、結構な霧が立ち込めてました。しょっちゅう濃い霧に覆われるのも、似てるっちゃあ似てるのかも知れません。ただ、日本人が「軽井沢」に抱く別荘地のようなイメージは、窪川にはありませんが。

 

それで思い出すのは春野。現在は高知市に編入された春野は、「土佐のデンマーク」と呼ばれます。こちらは理由もはっきりしていて、デンマークと同じように園芸農業が盛んだから。野中兼山先生のお蔭やね。

 

軽井沢にはおしゃれなカフェが多いけど、窪川にも素敵な喫茶店。中村からの帰りに、久々に寄ってみたいねー。


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