久々、そば茶屋〔7939〕2025/01/09
2025年1月9日(木)晴れ!
ひやいねー。今日から明日にかけて、山間部では雪。いよいよ冬本番。ひやいねー。
昨日は小雪ちらつく国道33号線を松山へ走ったけど、今日は昼前から国道32号線を香川方面へ。途中まではちらつく程度だった雪が、大歩危あたりからかなりの雪になりました。四国山地はかなりの、雪。帰りは高知自動車道で帰ってきたけどね、すごいね、雪が。新宮インターから大豊インターの間はかなりの雪で、このままいけば今晩には通行止めになるかも知れません。
明日朝、無事通れることを祈るばかり。
さて。写真は以前にもご紹介した「そば茶屋」さんのキッチン。おばあちゃんが、お蕎麦を3つ、作ってますね。僕より先に3名のお客様。つなぎ無しの十割そばやけど、実に美味しい。
2019年に掲載された徳島新聞の記事が、掲示されてました。それによりますれば。
国道が大規模改良された1968年に、商店だったお店を改装して食堂を開業。その頃は普通の食堂だったのが、開店10年目に、小麦アレルギーで小麦がまったく食べられないお客様に出会う。それをきっかけに「つなぎ」を使わない蕎麦の研究を始め、現在のおいしい祖谷そばができあがり、そのお蕎麦が看板メニューになった、とのこと。1978年頃とすれば、それから間もなく半世紀だ。
すごいのは、店主のおばあちゃん。そこそこ広い店内を一人で切り盛りしてます。いわゆるワンオペ。
初めてお邪魔したのは10年前。その時も一人で切り盛りするおばあちゃんに感心したことでした。現在岩原で食堂をやっている、弊社の元総務部長ヤスシさんと同じ集落の出身とわかったのは2016年のこと。
前回お邪魔したのが4年前で、その時御歳93歳。
そして。現在なんと。97歳。
できあがったお蕎麦、一杯づつお盆に乗せ、両手に1杯づつ持って運んできました。僕が注文したお蕎麦も、すぐにできあがって持ってきてくれました。お茶も急須に入れて、持ってくる。
ワンオペで切り盛りするおそば屋のおばあちゃん、97歳。これってひょっとしたら日本最高齢かも知れない。蕎麦屋というジャンルだと世界一。すごい。誰かギネスに申請せんでしょうかね。少しお話ししたけど、お姉様が二人、ご健在なんだって。お一人は100歳を超えて。そばとか、食べ物もいいんでしょうねー。
そば茶屋のおばあちゃん、雪が降り頻る中、今日も元気に、美味しいお蕎麦をつくってくれました。ごちそうさまでした。