名人として名高い〔7935〕2025/01/05
2025年1月5日(日)晴れ!
ひやいねー。良いお天気の日曜日。今日がお正月休み最終日、という方も多いでしょう。今日はゆっくり過ごしたいねー。
実は、元日、東京在住の甥の子供たちを案内して高知城へ。3人兄弟の長男は、まだ小学生やけど歴史好き。高知城を見てみたいと言うので、そりゃあ僕が案内せんといかんろう、と立候補した訳だ。ちと、説明がマニア過ぎたかとは反省してます。まあ、これから城郭を見る際の参考になったら嬉しいけどねー。
最初に説明させて頂いたのが、石垣のこと。全国各所の城跡を見る際、石垣にはその土地土地の歴史や特徴がよく出ていることが多いので。高知城の石垣は、基本、チャート主体の野面摘み。ところどころ、石灰岩や蛇紋岩もあるけど、ほとんどがチャート。瀬戸内の石垣は花崗岩で、江戸城とかは凝灰岩、てな話には「ポカン」としてました。いかん。相手は小学生だった。
覚えておいて欲しかったのは、コーナーの「算木積み」。コーナーが算木積みに注目すると、後世に石垣を延長したりした痕跡を発見できるので大切なのである。あるが、わかってくれたでしょうかねー。
小学生は、やはり、忍び返しとか石落としとかいった、臨場感のある設備が気に入ったみたい。まあ、石の楽しさがわかる小学生がいたら、それはそれで恐ろしいか。
高知城といえば、最新号の「とさぶし」。
「とさぶし」とは、高知県が発行している文化広報誌で、県内各所で無料で配布されてるフリーマガジン。季刊なので、年4回発行。高知の歴史・芸術・産業・食・風土・気質などなどを紹介する冊子で、毎号いろんな特殊が組まれ、結構充実してます。無料ですきに、ぜひ、一度手に取ってみよう。
最新号のテーマは「お城が見守るまち」。高知の城下町文化を、歴史をひもときながら紹介する体になってます。で。
その中に「高知の城下の歩き方」というコーナーがあり、郭中、下町、上町に分けて紹介されてましてですね、その「下町(しもまち)」を紹介しているのが、僕なのでした。なんでも、「土佐の歴史散歩の名人として名高い」んだそう。いや、名高いと言われても・・・
紙幅の制約もあって、しゃべったことのほんのエッセンスしか書かれてないけどそれはそれ。実は、「Webとさぶし」もあるので、そこでも読めます。
今日は日曜日。とさぶし最新号を見ながら、城下をぶらぶらしてみるのも楽しいかも知れません。明日から仕事の方も、今日くらいは正月気分で高知のお街をのったりまったり。