歴史手帳の世界〔7934〕2025/01/04
2025年1月4日(土)晴れ!
正月三が日も、平穏に過ぎました。昨年正月のことを思うと、平穏の有り難さが身に染みる、そんなお正月でした。まだお正月休みの方も多いと思うけど、いかがお過ごしでしょうか。
昨日書いたように、2日の夜、高校の学年全体同窓会が5年振りにあった訳ですが、その際、奈良で歴史関係の施設に勤務する同じクラスの友人から、こんなもの頂戴してしまった。吉川弘文館の「歴史手帳2025」。これ、界隈ではなかなか有名な手帳。どこの界隈かと言いますと、歴史愛好会界隈。便利なんですねー、歴史関係の資料やデータが縦横無尽で。いや、これは、ちと、嬉しい。
近年、スケジュールとかはネット、スマホで管理する人が多くなり、手帳を使うことはめっきり少なくなりました。かく言う僕も、そう。スケジュール管理とか共有とか、便利ですきんねー。でも手帳は手帳で、特徴を活かして頑張ってます。
アマゾンで「吉川弘文館」と検索してみたら、一番上に出てくるのが「歴史手帖2025」でした。吉川弘文館にとっても、花形の大切な商品なのでありましょう。今朝、会社でふた仕事ほど済ませ、新聞読んでから、この「歴史手帳2025」をじっくりと眺めてみました。いやー、これは便利だ。
歴史年表はもちろん、中国と日本の年代表、度量衡、歴史地図の数々、都道府県要覧や世界各国要覧は当たり前。マニアなところでは、応仁の乱の勢力地図とか、仏像の名称、印契などもあります。
2025年号で追加された新項目は、「鎌倉・古河公方」の歴代、「平安京内裏図・鎌倉地図」、「日本史 あれは何年前?」、「土偶・土面」、「江戸時代の日本髪」、「武具・武器の名称」だって。マニアやね。
そして特設ページが「蔦屋重三郎関係年譜」だ。なかなか気が利いてますな。
「あれは何年前?」は、なかなか面白い。10年区切りの部分が編みがけされててわかりやすい。100年前の1925年は普通選挙法公布、治安維持法公布」。80年前はもちろんポツダム宣言受諾で、広島長崎への原爆投下。50年前は沖縄国際海洋博覧会開催だって。あったねー、そんなの。そして40年前はつくば万博で、あれは行きました。30年前が阪神淡路大震災。もう、そんな昔になるのか。
実は購入者特典で、この、パソコンの表示してある「歴史百科Web」も見ることができるのであります。僕は購入してないけど。至れり尽くせりの歴史手帳。
読んでて飽きない歴史手帳。昨年からハマっているYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」では、このネット時代でも頑張っている国語辞書の世界、時刻表の世界、紙の地図の世界などを取り上げてきてるので、ぜひ、歴史手帳の世界もやって欲しい。どんな方が編集してるんだろう。
さあ、三が日が過ぎ、このにっこりひまわりも平常運転になりました。こんな感じでダラダラやっていきますので、本年もどうかよろしくお願い申し上げます!