八戸の市場とばあちゃんたち〔7863〕2024/10/25
2024年10月25日(金)晴れ!
今朝は八戸。はちのへ。青森県八戸市。ひょっとしたら人生初八戸。とある研修でやって来ました。いやー、思えば遠くへ来たもんだ。高知県人、八戸へ行く機会ってなかなかないですきんねー。色々とカルチャーショックでした。
八戸って地図で見る限り扇状地で、香長平野とそんなに変わらない地形みたいに見えるではないですか。ところが、朝走ってみると意外にも結構な起伏。更新世段丘が優勢な地形だったんだ。本八戸駅とか八戸駅とかのある低地は、恐らくは縄文海進の時代には海の底。温暖化した縄文期、更新世段丘の端っこには集落が発達し、界隈にもたくさんの縄文遺跡がありますね。すごい。国宝「合掌土偶」は、この近くの遺跡から出土し、是川縄文館という立派な施設に展示してあって、実物が見られます。さすが東北地方。
食べ物が違う。もちろん言葉も違う。態度が違う。昨夜、居酒屋で飲んでたけど、高知との違いはお客さんの声が静かなこと。違うねー。女性の佇まいも、なんか違うね。諸々カルチャーショックでした。
今朝は、本八戸のホテルを5時に抜け出してJRうみねこレールの陸奥湊駅前まで早朝RUN。調べてみると、陸奥湊駅前には市場があって、「八戸市魚菜小売市場」という施設で朝食が食べられるようになってました。「食べ方」を書いたポスターに従い、お店で買った刺身とかを持ってご飯と味噌汁売ってるレジへ向かい、テーブルで朝食。おいしかったです。おなかいっぱい。
その前の通りは朝3時から魚とか野菜とかを売るお店が並びます。お客さんも地元の方ばかりで、なかなかいい。その中で見つけた素敵なカフェ。写真右下。「コーヒーショップ」と書かれた看板のお店は、とても狭いのに、地元のおばあちゃんが溢れんばかり。コーヒー1杯130円。勇気を出して入ってみました。
次から次へとやってくる常連の女性。朝の憩いの場なんでしょうねー。ただ、何を喋ってるのか聞き取れません。いわゆる「南部訛り」というやつだ。オリジナル南部訛りを聴きつつ、お話してきました。僕にはわかる言葉で喋ってくれました。
この駅前、以前はもっと店もたくさんあって賑やかだったそう。観光客は、日曜日の館鼻岸壁朝市にたくさん来るんだとかあ。なるほど。
おばあちゃんに「こちらの女性は色が白くで肌がきれいで、美人が多いですねー」と言うと、照れてたのが可愛かったです。
八戸。高知とはまったく違う文化、雰囲気を楽しんできた、朝。