神田バス停〔7852〕2024/10/14
2024年10月14日(月)晴れ!
今日は「スポーツの日」だって。10月10日は「体育の日」だったのが、今はハッピーマンデーの「スポーツの日」。そんな訳で、早朝会社で一仕事済ませた僕は、走ってきました。また、南嶺。
筆山の登山道を駆け上がるところからスタート。前回、貴重なヘビ「ジムグリ」を見つけて嬉しかったので、目を皿の様にしてゆっくり走ったけど、今日の山RUNでは「ジムグリ」はおろか、他のヘビに遭遇できませんでした。残念。目がトロいんでしょうね。修行しなくっちゃ。
筆山から高見山は、昨日の五台山や岐阜城の金華山と同じく、チャートがゴロゴロの山。チャート好きには堪らない。堪らなくないですか?
で、土佐塾中高の横を通って吉野深谷分岐を直進し、鷲尾山へ。その分岐の東西の谷が仏像構造線で、そこから石の種類が砂岩主体になり、非常にシンプルな山になりますね。
鷲尾山の北斜面は、かなりの急斜面。杉の木が多い、森。鬱蒼とした杉の森。この杉、僕が子供の頃に植林されたものだと思います。その大きさから言うてもね。
僕の記憶では、鷲尾山の北斜面には森はありませんでした。今の高見山のような風景で、大きな樹々がない斜面。あの頃、既に杉の苗木が植えられてたんでしょうか。中学生になると、鷲尾山へ登ることもなくなり、高校大学社会人と、鷲尾山とは無縁の暮らしをしてきました。40祭くらいになって走り始め、再び南嶺に親しむようになると、その山の姿がすっかり変わっていたのに驚いたことでした。一番変わってたのは北中山。土佐塾中高ができて、かつての道がどうなってたのか、よくわからんなりました。
そして鷲尾山北斜面。あの、見晴らしの良い灌木の斜面が、すっかり「森」になっていたのでした。数十年の歳月は、こんなにも風景を変えるのか。
この、植林したと思われる杉の森は、時期が来たら伐採されるんでしょうかね。そうすると、また、僕が子供の頃のような草原のような風景になるんだろうか。そうなると、いいね。
時の流れは風景を変える。そして社会も変わる。
このバス停は、今月できたバス停。鷲尾山、烏帽子山と走って吉野へと駆け降り、神田のぽかぽか温泉でお風呂。ここから帰るバス、以前は、吉野始発のバスに「神田本村」バス停から乗っておりました。そのルートが先月で廃止され、「船岡南団地」発で、「神田本村」を通る路線と、この「神田」を通る路線とになったのでした。
今日は、真新しい「神田」バス停から始めてバスに乗りました。「神田」は「こうだ」。文字お通り古い古い地名で、古くから人々の営みがあった地域ですが、土佐道路やこのバイパスなどができて、風景は一変。便利になったかと言えば、このように、1日4便しかないのね。時の流れは社会を変える。願わくば、こういった地方公共交通が、目先の損得だけに左右されませんように。