夢想する〔7795〕2024/08/18
2024年8月18日(日)晴れ!
昨日、高知ユナイテッドの関係者の方と話す機会がございました。Jを目指す地元のサッカーチーム、高知ユナイテッド。その高知ユナイテッドの前身の前身の前身が、「ひまわり牛乳南国クラブ」だった時代からの関係者さんでした。そう。もうかなり昔になるけど、弊社は、南国クラブという県内強豪サッカーチームの応援をしていたことがあり、なんと天皇杯に出場したこともあるんですね。
現在高知ユナイテッドは、JFLで首位を独走中。目指すはJ3な訳やけど、いくら強くても、観客動員基準に満たなければJ3入りはできない、そんな仕組みになっておるようです。厳しいねー。
高知ユナイテッドの本拠地は春野運動公園。駐車場は1700台で、なんと公共交通機関がない、運動公園。以前は路線バスが走ってて、僕も「はるのの湯」まで走った帰りによく利用してたけど、今はとさでん交通の路線縮小で、走ってません。
県の中心的運動施設に公共交通で行けない、という現況。だからユナイテッドのサッカー観戦には車で行くしかなく、ビールも飲めん訳だ。昨日も話をしたけど、春野運動公園を本拠にしている間はJ入りは無理だ、と、思わざるを得ません。あまりにも不便で、観客動員が見込めない。そもそも県民の運動増進施設として作られたもので、興行を想定した施設ではない訳で、このままでは無理があるね。
そこで。こないだも書いたけど、南高校の跡地にサッカースタジアムをつくろう。もちろんお金はかかるし、誰がお金を出すのか、運営はどうするのか、といった課題があるのは百も承知やけど。
桟橋にサッカー場ができ、アリーナができ、路面電車で観戦に行けるようになったら、高知の街の風景が変わると思う。電車が高知駅の下を抜けてイオンまでつながり、イオンと桟橋のサッカー場、アリーナがつながる街。もちろん線路建設は行政が担い、上下分離法式だ。
都市計画とは、こういった夢を現実にしていくもの。まずは、あるべき将来像を夢想する。
ここはイオン。ここと高知駅、はりまや橋、桟橋のスポーツパークが電車でつながる街。人口が減っていくなかで大変やけど、未来の街の姿、公共交通のありようを夢想するのは、大事なことだと思うのでした。