伝統と地域と新しい文化と〔7794〕2024/08/17
2024年8月17日(土)晴れ!
昨日の高知新聞には、県内各所で8月14日に開催されたお祭りの記事がいくつか載ってました。
「老いも若きも山でダンス!」は、もちろん、一昨日のにっこりに書いた「お山のディスコ」、「奥物部湖湖水祭」の記事。これ読むと、今年の来場者はなんと7000人。去年は5000人やったと記憶するので、4割増だ。すごいね。でも、わかる。一度行った方はやみつきになるし、その楽しさがSNSや口コミで拡散し、多くの人を惹きつける。それにしても7000人かー。香美市のホームページで確認すると、会場となる旧物部村の現在の人口は1387人。その山の中の村に、7000人って、すごくないですか?しかも年々増える来場者。
伝統的なお祭りは、後継者をつくっていくのが大変ではあるけど、そんな中にこういった新しいお祭りが生まれ、発展していくのは楽しいね。来年は朝ドラ「あんぱん」で更に大変なことになることが予想され、今から対策を練りよらんといけませんな。
アイディアとしては、土佐山田駅からの臨時バスを増便、高知市内からの有料シャトルバスを走らせる、とかでしょうか。
「鳴子踊りや伝統の盆踊り」の見出しは、田野町大野地区での夏祭りの記事。個人的には縁の深い田野町大野地区で、地域の夏祭りが開催されました。こういう祭りは地域の紐帯。一度行ってみたいねー。
実は大野では、先日、映画「ミラクル☆サマー」のロケでお祭りシーンが撮影されてます。普段からこういうお祭りをやっておるので、ロケも無理なくできたんでしょうかね。
そして「奉納相撲 激戦に沸く」の見出しは、本山町上関阿弥陀堂の奉納相撲の記事だ。このにっこりでは9年前と14年前に紹介している奉納相撲。今では珍しくなった、大人のガチんこの相撲が奉納されるお祭り。子供の相撲大会ではなく、大人の奉納相撲。千円札をセロテープで貼り合わせた賞金が場を盛り上げております。記事によりますれば、「オリンピックよりおもしろい」とのことで、「年々人が増えて取り組みのレベルも上がっている」とのコメントが嬉しいねー。160年前に始まったという伝統のお祭りやけど、再び活況を呈しているのが、嬉しい。
伝統のお祭りと地域の紐帯と新しいお祭り。どれもこれも、大切なお祭り。この時期に、あらためて平和を噛み締めることのできる、お祭り。