つばめ、産まれました〔7730〕2024/06/14
2024年6月14日(金)晴れ!
産まれました。本社棟玄関上に今年あらためて作られた真新しいツバメの巣に、新しい命が。5月27日に、抱卵しているらしき風景を撮影して2週間ちょっと。昨日、なんか様子が違っているので観察してみると、産まれてました。まだ全部が産まれているのかどうかはわからんけど、今朝は、ツバメの雛2羽が、親鳥から餌をもらっているのが確認できました。いいねー、こういう風景。
この場所、年によって、ツバメが巣をつくったりつくらなかったり。最初につくられたのは2015年だったようです。なかなかいい写真が撮れてますねー。
ツバメの平均寿命は、最初の1年間の死亡率が高いので1.5年くらいと言われているけど、長生きするツバメは16年ほど生きるとネットには書いてます。もしそれが本当なら、2015年に生まれたツバメは今年9歳。生きている可能性もありますね。だとすれば、この、ここに巣をつくって子育てを始めたこのツバメ、あの写真に写っておる雛の1羽だったりしたら楽しいね。いや、妄想ですが。
こないだ、戦前に東京と神戸を9時間で結んだ夢の超特急「燕」のこと、書きました。その前年に公募で生まれてたのが「富士」「櫻」という特急の愛称。
そこには詳しく書けんかったので、改めて国鉄の列車の愛称について少し。また鉄ネタだ。多いね、最近。
「ツバメ」「燕」「つばめ」という愛称は、新幹線ができるまで、日本を代表する特急の愛称だった。
新幹線「ひかり」の「ひかり」は、戦前、南満州鉄道の急行で使われていた愛称。釜山ー新京を走っていた急行「ひかり」。その後、「ひかり」よりも速いということで「のぞみ」が走り始めるけど、「のぞみ」も旧満鉄急行で使われていた愛称。
もちろん旧満鉄を代表する列車は、弾丸列車と呼ばれた特急「あじあ」。大連とハルピンを12時間半で結ぶ特急「あじあ」は、冷暖房完備の最先端技術が凝縮された列車でありました。今の新幹線と同じ標準軌なので、技術陣の腕の見せ所だったでしょうねー。
まあ、戦後の列車に「あじあ」を使わないのは当然で、「ひかり」「のぞみ」が使われたのもムベなるかな、ではあります。
日本で初めて使われた「櫻」や、新幹線以前を代表する「燕」は、今も、九州新幹線に残されています。
かつて、「つばめ」は、国鉄のシンボルだった。かねやんが孤軍奮闘したプロ野球球団は「国鉄スワローズ」。球団愛種が「スワローズ」になったのは、燕がシンボルだったから。ヤクルトスワローズの愛称のルーツを遡っていくと、昭和5年に走り始めた夢の超特急「燕」にたどりつくのでした。