潮江天満宮のどくだみ〔771〕2005/05/26
005年5月26日(木)今朝も真っ晴れ!
よう晴れちょります。爽やかな朝がつづきますな。
けさも鏡川に咲く花シリーズとまいりましょうか。ここはいつもの潮江天満宮。参道脇、梅林との境あたりに、今、どくだみの花が咲いてきれいながです。遠く、朝日に輝きゆうのが社殿。
どくだみは、漢字で書くと「毒痛み」とか「毒矯」とか諸説あるみたいですな。昔から薬草として重宝されよりまして、「毒」を「矯める(ためる)」、すなわち毒を収めるという意味で、この名前が付けられたらしいです。
ひまわり太郎が子供の頃、秦泉寺のおじいちゃんちの北庭にこのどくだみがたくさん植えられちょりました。この葉っぱを煎じて飲むのが毎朝の習慣でしたね。それと牛乳と卵油。いまでもそれらの香りを鮮明に覚えちょります。
ところで、どくだみの花は「白」だと思いますよね、普通。写真を見ても白にしか見えません。ところが、この白い花びらみたいな部分、実は「総包片」という部分でして、花はその中の黄色いところながやそうです。花びらは無うて、黄色い小さなつぶつぶに見えるがが「花」。その集まりが真ん中の立った部分ですな。なるほど。今朝もひとつおりこうになりました。
鏡川界隈には、気をつけて見ると結構この「どくだみ」を見ることができます。ちょっと日陰になった植え込みとかですね。今の季節、この可愛らしい姿があちこちに見れて楽しいですね。