鏡川のアメリカ梯梧〔768〕2005/05/23
2005年5月23日(月)今朝は快晴!
昨日の雨が嘘のように、今朝は見事に晴れ渡りました。素敵な週明けです。
ここは、いつもの鏡川、潮江橋と天神大橋の間の南岸です。木と木の間から天神大橋の赤い欄干が見えよりますね。この土手の上には、ご覧の「アメリカ梯梧(でいご)」の木が、ずらーっと植えられちょります。潮江橋から天神大橋まで、ずらーっとです。
バックナンバーから本年4月13日のにっこりをご覧頂けましたらおわかりの通り、この木、冬場はきれいに散髪されて、大きいこん棒のような姿になっちょります。
それが、つつじが終わる頃からちっちゃい草のようなものが生え始め、あれよあれよと言う間にもっさりした木に姿を変えて行くのであります。ホント、あれよあれよです。その成長の早さにはこぢゃんとびっくりさせられます。
この木、江戸時代末期に日本へやって来た、豆科デイゴ属の南米原産の木。写真では、赤みがかった花の蕾が見えちょりますが、もうちっとしよりましたらアケビを割ったような形の赤い花がパカっと咲いて、南国気分を盛り上げてくれるがです。で、7月くらいには一度花は終わりますが、8月になると再び咲き始めます。
この土手、春は桜が見事でつづいてツツジ、あちらこちらに春紫苑、それが終わると姫女苑が咲き始め、紫御殿の群生が可愛らしい花を咲かせ、そしてこのアメリカ梯梧が真っ赤な花を咲かせる頃には赤や黄色のカンナも咲き始める、といった、趣き深い土手なんであります。姫女苑や紫御殿は気をつけて見んと見過ごしてしまいますが。