高知県人の目が覚めた〔7673〕2024/04/18
2024年4月18日(木)薄曇り
昨夜の地震には、驚いたですね。南海トラフ地震が近いと叫ばれていて、日本でも有数の地震危険地帯とされている四国南岸ですが、実は、近年、地震というものがありませんでした。日本列島のあちこちで大きな地震が発生しているけど、高知では、しばらく震度3を超えるような地震はなかったんですね、意外にも。で、昨夜は、久しぶりの地震で驚いた、という訳です。
緊急地震速報、僕のスマホでは初めて鳴りました。もちろん熟睡していた時間帯やけど、ちゃんと揺れる前に速報が鳴ったので、揺れがはじまるまでに安全な場所で待つことができました。高知市や南国市などの県中部は震度3で、特に被害もなかったのですが、県西部や南予では震度6弱を記録してますので、被害のないことを祈るばかり。
今回の震源域は豊後水道の四国側。ここも、フィリピン海プレート沈み込みによる地震の発生源のひとつ。なので、南海トラフ巨大地震と関係あるのかないのか、と言われたら、あります。もちろんこれが南海地震に直結するのか、と言うとなかなか難しいところやけど、警戒は必要。しばらく地震がなかった高知県民の眼が覚めたね。
そんな訳で高知駅。今日も、関西方面へと日帰り出張。JRで、行きます。ここはここ。高知駅西側、栄田町一丁目にある公園。今はこんな風情ですが、以前、ここにはターンテーブルがありました。転車台。スマホに表示しているのは、1970年代の航空写真。青丸が現在地。ここにターンテーブルがあり、それを取り囲むように、車庫。
こないだ、斗賀野の石灰専用線で石灰石を運んでいたDF50の動画を紹介しました。その、53分20秒くらいから、ここにあった転車台の風景をご覧頂けます。これ見ると、高知駅にはたくさんのDF50があったんだね。驚きました。
子供の頃の僕は、鉄分は濃かったけど時刻表マニア。なので、機関車の種類とか写真とか音とかには、あまり興味を持ってませんでした。でも、こうやって古い映像を見ていると、もっとたくさん楽しんでおきたかった、などと思うのでした。確かに、僕の記憶にたくさん残っている機関車は、これだ。DF50。
土讃線は通常運転しているけど、震源に近かった予土線とか予讃線の松山以南は運休。土佐くろしお鉄道は動いてますね。
高知県人の目が覚めた地震でした。被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。