21年目の高知城〔7672〕2024/04/17
2024年4月17日(水)晴れ!
そんな訳で、21周年。
昨日の雨も上がり、爽やかな朝になりました。「今日のにっこりひまわり」21周年の、朝。2003年4月17日に、ここ、高知城二ノ丸で始まった「今日のにっこりひまわり」は、今日で21周年を迎えました。1日も休まず、7672日。「周年」も、なんか、いつものルーティンになってきた感があります。21回目にもなるとね。
以前は、「周年」というと何日か前から色々と考えたりしてたんですが、今年なんぞは、一昨日まで忘れてました。気付かずに通り過ぎてしまうところだった、21回目の周年。
そうは言っても「周年」。やはり、初心に帰って高知城二ノ丸に早朝から登って撮影してきたのでした。21年前と少しも変わらない、高知城二の丸の風景。樹木は21年分大きくなったけど。
二の丸の風景は変わらんけど、この21年間で、高知城にも色んなことがありました。やはり三ノ丸の石垣改修は大きかったね。2004年から2009年まで実施された、穴太衆による石垣補修は、大きい工事でした。三ノ丸の石垣、慶安三年(1650年)の豪雨や宝永四年(1707年)の地震で崩壊し、修理したと言われる石垣で、高知城の石垣の中でもかなり厳しい環境にある、石垣。なので、来るべき南海地震に備えて補修した、という訳ですね。
天守台の石垣にも補修が施されました。天守は、天守台から張り出したような建ち方をしていて、その部分が補強されたようです。ただ、熊本地震の熊本城石垣崩壊を受けて、今一度、高知城でも石垣強度について調査が実施される、と、こないだの高知新聞に書いてました。
何も変わらないように見える高知城も、21年の歳月の間には、いろんなことがあった訳です。そしてこれからも、いろんなことが、あります。
高知城が完成してから413年。そのうちの7分の1の時代を生きてきて、20分の1の時間、にっこりひまわりで紹介してきた高知城。
長い長いようで、一瞬に過ぎ去る時間の流れの不思議を感じながら、22年目のにっこりひまわりに取り組んで参ります。
ダラダラと駄文を書き連ねますが、これからも、よろしくお願い申し上げます!