四国最後のDE10は、ここに〔7669〕2024/04/14
2024年4月14日(日)晴れ!
昨日、四国最後のディーゼル機関車DE10が、昨年3月に引退した、という話書きました。実は、JR四国所有の電気機関車は存在しないので、JR四国としては「機関車」そのものが無い、ということになってしまったのであります。昔、DF50が引っ張る焦茶色した鈍行を愛した僕としては、寂しいねー。
ただ、四国から「機関車」が消滅した訳ではなくて、JR貨物所有の電気機関車は、予讃線を走っていますね。土讃線には貨物列車が走らないので、高知で機関車を見ることは、もう、 ないのか。
そんな訳で、ここは多度津。一昨日、米子の後藤総合車両所のこと書いた際に、JR四国の多度津工場のことに触れました。そこで、その多度津工場の外周を一周してみることにしたのでした。お天気もいいし。
年に一度、10月の「鉄道の日」前後には一般公開されて、多度津駅からの引き込み線にも乗れたりするらしいけど、今日は、静かな静かな多度津工場。日曜日だし。
多度津駅から多度津工場まで徒歩15分やけど、どこもかしこも、静か。で、外周を時計回りに周ってみました。なかなか塀が高くて、内部を伺い知ることができない。そこで、思い切り腕を上に伸ばして、塀の上から撮影してみたのでした。当てずっぽうで。すると。
何やら国鉄カラーの機関車のお尻らしきものが写っているではないか。これはひょっとしたらDE10か?
そう思い、その界隈を何枚か撮影してみると、この今朝の写真が撮影できたのでした。DE10だ。
このニュース記事に、DE10引退のことが書かれていて、そのJR四国最後の機関車は「DE10 1139」であった、と紹介されてました。そう。まさしく、一年前に引退した「DE10 1139」が、運転席にブルーシートがかけられてたたずんでいたのでした。かつて僕も、ムーンライト高知でお世話になったDE10。いやー、こんなところに居たのか。貴重な写真が撮れたので、いい気分で更に進む。
東端の所で、同じように塀の上に腕を伸ばして撮影すると、またDE10だ。しかも、特急南風でお馴染みだった2000系と一緒に、たたずんでいるではないか。車番を見ると、「DE10 1095」。2019年3月に引退した「DE10 1095」が、今も、多度津工場内に停まっているのでした。これからどうなるんでしょうかね。
「DE10」としては、その1号機関車が、西条の四国鉄道文化館に保存展示されているので、多度津工場でみつけた2台のDE10は、廃車となってしまう運命なのかもしれません。
そうそう。こないだ石灰専用線の動画に登場したDF50も、その四国鉄道文化館に展示されているんだって。あの独特の、焼玉エンジンみたいな音、あれは、スイスのスルザー社のエンジンを積んでいるので「スルザーサウンド」として、とても人気がある、らしい。
僕はそこまで鉄分が濃い訳ではないけど、今度、四国鉄道文化館には行ってみたいねー。
最近鉄ネタばかりやねー。そろそろ、普通の世界に戻らなくちゃ。