高校対抗!第10回高知家の牛乳料理コンクール〔7606〕2024/02/11
2024年2月11日(日)晴れ!
今年もやって来ました。
「高校対抗!高知家の牛乳料理コンクール」
なんと今年で10回目。途中、コロナによる中止を挟んだりしながらの10回目。去年の5月にコロナが5類に移行し、久々に完全通常モードでの開催となりました。
去年、このにっこりには、日本の酪農業界の厳しさなどを綴ってますね。戦争だ円安だ、と、まだまだ酪農業界の環境は厳しいけど、昨年8月に飲料向け生産者乳価が引き上げられたりして、少し光明も見えてきては、います。それでもまだまだ厳しい訳で、こうやって若い力が牛乳消費の拡大を盛り上げていってくれるのは嬉しいねー。
今年も68チームが応募、書類審査の一次審査を勝ち抜いた8チームが、決勝に臨んでいます。
これはとってもいい取り組み。これ、全国に広がってもいいよね。牛乳料理甲子園みたいなのができたら、なかなか素敵だ。特別審査員には、牛乳であの身体をつくりあげた大谷翔平選手を迎えたりして。ああ。妄想が・・
この、書類審査を合格した8チームが実技で競い合う会場は、RKC調理師学校さん。いつも大変お世話になります。住所で言えば、南久万。そう。先日、その地名について考察した久万地域に、あります。南久万の西隣は中万々。なかまま。
こないだ、高校の同級生で「日本人のおなまえ」で有名な氏姓研究家の森岡君に、久万という地名の話を投げかけました。森岡君が育ったのは、久万の西に、。万々。まま。で、「まま」という地名は、傾斜地を表す地名なんだと教えてくれました。なるほど。地理院地図で見てみよう。たしかに、この界隈の標高は10mを超え、この界隈は3m。北から南に下がる傾斜地では、あります。
そこで地理院地図。この地図で「万々」と検索すると出て来たのは、兵庫県の「万々谷」と大分県の「万々金」だけ。しかも大分の「万々金」は「まんまがね」と読むので、「まま」ではないね。
これだと検証にならんので、「間々」で検索すると、たくさん検出されました。東日本に多いねー。「儘」で検索しても、やはり東日本ばかり。
さて。果たして高知市の「万々」が、傾斜地を表しているのか、別の由来があるのか。などと考えている間に、高校生たちの作品が出来上がってきました。僕は審査員ではないので、お気楽にできる試食が楽しみ楽しみ。本当に、おいしい料理ばかり。
高校生たちの頑張りが、日本の酪農の未来につながるのだ。