2024年、あけましておめでとうございます〔7565〕2024/01/01
2024年1月1日(月)晴れ
あけましておめでとうございます!
この「今日のにっこりひまわり」を始めて、21回目の初日の出。21年と言う歳月は、世の中にも、悲喜交々の歴史を刻み込むのに十分な、長さ。それでも地球は回り、今年も初日の出を迎えました。
戦争だ不記載だパワハラだセクハラだと、怒涛の年末を迎えた2023年が終わり、2024年が始まりました。
21回目の初日の出。過去の初日の出を見返してみると、毎回、結構同じようなこと書いてますね。元旦というのはそんなものかも知れません。世の中の風景は変わっても、元旦、初日の出に思うことって、そんなに変わらない。
そんな訳で、2024年元旦、初日の出は、初めての場所から拝んでみました。五色の浜。ここ。
この21年で一番多いのは、物部川河口、久枝海岸からの初日の出。実は、あの場所から見える初日の出は、海の上に昇る初日の出ではありません。太平洋に面して弓形になっている高知の海岸線。物部川河口からは、高知県東部の陸地が見える為に、初日の出は、そこから昇るのでした。
ここ、五色の浜は、横浪半島の東の先っぽ。なので、ほぼ南東から昇る初日の出は、海の上。海の上に昇る初日の出を撮影するべく、やって来たのでした。
同じようなことを考える人も居るようで、まあまあの善男善女が、初日の出を拝みにやって来ておられました。
この五色の浜は、以前にも書いたように、横浪メランジュで有名。1億3前万年前に、はるか南の海でできた枕状溶岩や、長い年月、プランクトンが堆積してできた硬い硬いチャート、そして陸地近くで堆積した砂岩などが、付加帯となって密集して見られるメランジュ。プレートテクトニクスの証拠、見事なメランジュを見ることができる、五色の浜。ここから1時間ほど、海岸の岩場を西へ歩くと、巨大なチャートの素晴らしい姿を見ることが、できます。まさに、地球の営みそのものの姿。
悠久の時間の中で、地球はまわる。悠久の時間の中の、2014年がスタートしました。本年も、どうかどうかよろしくお願い申し上げます!