大橋通り、公設の裏の路地〔754〕2005/05/09
2005年5月9日(月)快晴!
快晴。素晴らしい一週間の始まりとなりました。爽やかですね。川縁をそよぐ風が心地よく、やる気を増幅させてくれますな。
さて、今朝はちくと趣向を変えてみました。高知にはたくさんの路地があります。とても個性豊かな路地、猥雑な路地、おしゃれな路地、色々ありますね。そんな場所も時々ご紹介できれば、と、ひまわり太郎は考えたのです。別ににっこりのネタに困っちゅう訳ではございません。ホントです。
さて、で、今朝撮影して来たのはここ。大橋通りのアーケードへ電車通りの方から入って、左側2筋目の路地です。写真突き当たりに見えるのが大橋通り商店街の南北のアーケード。この路地の一つ北の通りが大橋通りの東西のアーケード。
その東西のアーケードの商店は、戦後、高知市によって建設された長屋形式の店舗兼住宅で、ひまわり太郎が中学か高校時分までは、その、戦後建てられたままの古い古い建物がございました。母の実家があったりしたもんですから、ひまわり太郎は毎日のようにここへ遊びに来よりました。この界隈を、一般的に「公設(こうせつ)」と呼び習わしよったですね。その公設の家の裏は全部つながっちょりましたし、その南に並ぶ家々、つまり写真左手の家々も全部つながっちょったんで、このあたり全部(家や倉庫の中も含めて)が一つの遊び場でした。かくれんぼで、ヒトんちの倉庫に隠れたりして平気やったですもんね。
その公設も火事で焼けたあと、鉄筋のものに建て直されました。それでも、やっぱしひと続きの集合住宅兼店舗の形式。
写真左端に今でも「公設」の文字を見ることができます。