いの町、仁淀川のこいのぼり〔750〕2005/05/05
2005年5月5日(木)今日も高知は晴れちょります!
今日は子供の日。あちこちで色んなイベントが繰り広げられよりますね。ひまわり太郎は今日は会社へ出ちょりますが、昼の時間、いの町にある「蘇鶴温泉」まで走りに行っちょりました。何度もご紹介したことのある、ゆったりまったりくつろげるローカル温泉。で、そこへ行く途中、仁淀川という大きな川を渡ります。渡ったところは波川(はかわ)。その、鉄橋の下では、このゴールデンウィークの期間中、ご覧のような光景が見れます。いの町は古い土佐和紙の伝統を持ち、その関係で現在でも製紙業がとても盛んです。
その技術を活かし、水にぬれても大丈夫な紙で「こいのぼり」をこさえまして、この清流仁淀川を泳がせ始めたのは、もう、何年前になるでしょうか。今ではすっかり定着し、子供の日名物になっちょりまして、ご覧のように大勢の見物客を集めちょります。橋の歩道からは色とりどりの紙製こいのぼりを楽しめますし、河原には特産品の即売所などが出て、なかなか楽しいイベントに仕上がっちょりますね。
橋の手前を少し伊野の町寄りに行きますと、「椙本神社(すぎもとじんじゃ)」という大きな由緒あるお社が鎮座しちょります。高知のヒトには、「伊野の大国さん」として親しまれゆう古い神社。
大国主命(おおくにぬしのみこと)、スサノオノミコト、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の三柱をご祭神にしちょりまして、言い伝えでは、様々な変遷を経て、現在の場所には西暦880年代に祀られたがやそうですね。今日はこの神社社殿の中でもお祀りが行われよりました。初節句でしょうか。
おだやかなおだやかな端午の節句でございます。