ビールdeトレイン報告〔7486〕2023/10/14
2023年10月14日(土)曇り
昨日のビールdeトレイン、楽しゅうございました。昨日は楽しむのに忙しくて詳細を書けんかったので、あらためて、レポート致しましょう。
今回、土佐くろしお鉄道さんとしては初めての試みだったそう。通常の普通列車に、生ビールサーバーとテーブルがしつらえられた列車を連結し、奈半利町「葉牡丹」の美味しい手羽先も販売。
僕が一番いいと思ったのは、こういう簡便にしてシンプルなしつらえ。普通の客車に、足が重く安定したテーブルを置くだけでいい。それだけで、普通に汽車に揺られ、景色を眺めながらの居酒屋になる。酔うほどに口も軽くなり、スタッフさんに「これ、夕方、高知駅から安芸方面へ向かう汽車、つまり仕事帰りの人が多い汽車に常時連結して、居酒屋にしたらいいのに」などと妄言を吐いたりしてました。それくらい、いい雰囲気。
残念だったのは、僕のような一般の個人客が少なかったこと。やはりね。告知ですね。まあ、今回初めてということで、諸々運営方法にアイディアを凝らし、PRしていったら、土佐くろ名物になるかも知れません。これからに期待したい。
そうそう。スタッフの方に、この沿線には酒蔵が多いので、そこ巻き込んだら面白いね、などと申し上げたら、それ、やろうと、酒蔵に相談を持ちかけたそう。ただ、酒蔵見学はハードルが高かった、というお話でした。僕なんかは、見学もいいけど、汽車の中で生ビールと沿線の蔵の酒が飲めるイベントでいいと思いました。今回の車両のしつらえで。簡単にできて、気軽に手軽に参加できて、継続性がある企画。いいねー。
昨日のにっこりに、「貸切のおきゃく列車ができたらいいね」みたいなこと書いたけど、それは今もあるんだそう。これ。こんなんあるんだ。
昨日、車内を見渡して確認したところ、概ね40人くらいが宴会できます。後免駅~安芸駅往復で2時間くらいだと思うので、それで企画したら列車使用料が一人約1500円だ。それに生ビールサーバー持ち込んで、お酒や料理を持ち込んでも、そんなに高いものにはならない。いいですね、これ。一度、やってみよう。なんせ、殆どが高架で景色いいですもんね。
昨日、お隣に座った、国交相から高知県に出向されてきてる方と飲みながらのお話ができました。このにっこりひまわりに幾度も書いてきた「地方公共交通を考えるのは”社会学”だ」みたいな話を酔うた勢いでできたのは、とても良かったです。新幹線の貨物輸送とか。ビールが入ると口が滑らかになりますきんね。お相手、ありがとうございました!
そんな訳で昨日のレポートでした。写真は今朝の高知駅。JR四国さんも、こんなんやってくれたらいいねー。