夜明けの九反田橋と鷺の親子〔741〕2005/04/26
2005年4月26日(火)晴れ
今日はこぢゃんと暑うなりそうな高知県地方です。今、中村へ向かう汽車の中でこれを書きよります。おっと、中村市は、先だっての市町村合併で、西土佐村と一緒になって「四万十市」になっちょったがでした。
汽車の車窓からは、田植の済んだ緑の田園や若芽が吹き出した明るい緑の山々が見えて、素敵な春の風景が楽しめるがです。もうちっと行きまして、須崎を越えると今度は青い太平洋が得も言われん程きれいですな。
さて、写真は、ひまわり太郎の家の近所、九反田橋に登る朝日。今朝も夜明け前から鏡川をたつくってきました。
現在の九反田橋は、ひまわり太郎がちんまい頃に架橋されたもので、鏡川に架かる橋のなかでは比較的古いものですね。藩政期高知の城下の台所やった九反田地区と潮江新田、役知町をつなぐ橋です。藩政期には、河口から天神橋までは橋がありませんでした。この九反田橋のすぐ西の雑喉場(ざこば)に渡し場がありまして、鏡川の南岸と北岸をつないじょったがですね。
ちくと見づらいですが、上空少し右の方に、鷺の子供が飛びよります。今の季節、この界隈にはたくさんの鷺が生息しちょりますね。まだ小さくて真っ白なやつは子供でしょうか。グレーがかって大きなのが親鳥でしょうか。ようわかりませんが、とにかく、数家族の鷺が群れちゅうのは間違いないみたいですね。
親鷺のバッサバッサという優雅な飛び方は、とてもダイナミックで、恐竜の時代の翼竜を連想させます。子鷺は、少し近寄っただけですんぐに飛び立ってしまいますが、こぢゃんと可愛らしいです、はい。