お米の花〔7383〕2023/07/03
2023年7月3日(月)晴れたり曇ったり
昨日は暑かったねー。実家の庭仕事してたけど、熱中症になるかと思うくらい暑かった。熱中症予防には牛乳が最適なので、牛乳飲んでから、やりました。
これからの季節、熱中症対策は必須。電気代が高騰してるので、尚更。ご高齢の方が、家の中で熱中症になった、みたいな話は毎年聞きます。牛乳飲んでもタゴる方は、ぜひ、とろみひまわりミルクで熱中症にお備えください。
今朝は、雲は多いけど、時折お日様も顔を覗かせます。ここは本社棟前の田んぼ。弊社の看板が見えてますね。こないだはまだ緑の葉っぱだけやったけど、今朝はもう出穂して、花を咲かせようとしてます。いや、僕は農家ではなかったので、稲のことはよくわからんけど、この白く見えているのがたぶん、雄しべ。
通常、暑い暑い最中の晴れた朝、開花するとネットとかには書いてますね。この、お米の形した緑の部分が穎(えい)で、それから飛び出ている白いのが、たぶん、雄しべ。
朝九時くらいになると、この穎が開いて、雄しべが飛ばした花粉を自家受粉する。んだと思うけど、間違うちょったらゴメンナサイ。
雌しべが受粉すると、その花粉が花粉管を伸ばして柱頭に入り込み、更に下に伸ばしていって子房の中の胚珠に到達。そこであんなことやこんなことがあって、受精。そしてこんなことやあんなことがあり、胚と胚乳が大きくなっていき、子房もどんどんと発達して、僕らが玄米として知っている形になる。
などとわかったようなこと書いてるけど、あんましわかってません。
わかっているのは、この緑色のお米の形をしたものがそのままお米になるのではなく、開花、受粉した小さな小さなものが大きくなってお米になる、ということ。
稲は、出穂するとすぐに開花して受粉を始める。この時期に、気温が高くて晴れていることが重要、と、こないだも書きました。高知の多くの田んぼでは、こんな梅雨真っ盛りの時期に出穂し、稲ができあがっているのであります。土佐の極早稲米。
一番日照量と気温を必要とする時期が梅雨になる、土佐の極早稲米。こんな条件のもとで美味しいお米を作るのは、並大抵の努力ではなかったと思う。先人の、品種改良にかけた思いが、この稲に詰まっているのだと思うと、おろそかにはできないねー。いや、なかなか美味しい土佐の極早稲米。
7月。高知では新米が食べられる7月になりました。早く食べたい今年の新米。