カモカナ大活躍、キャンティの青春〔7239〕2023/02/09
2023年2月9日(木)晴れ!
またまた新聞ネタで、恐縮です。
左側が高知新聞ね。「大阪県人会復活へ」という見出し。その見出しよりも目を引くのが、我らが加茂加奈ちゃんが描いたポスターのイラスト。そう。これ、こないだもちょっと触れた、ポスター。そこで僕は、大嘘をついていました。申し訳ございません。
そこには、「去年結成された大阪高知県人会の結成総会案内チラシ」などと「大嘘」を書いてます。書いたのは、僕。本当は、今年11月に開催される予定の結成総会の「ポスター(案)」だったのでした。僕の大きな勘違い。本当に申し訳ございません。まだオオヤケになってなかった情報を、とんでもないフライングで公開してしまった、という訳だ。訳だ、とかエラゲに言うてる場合ではないけど。
ともあれ、情報、公開されました。そう。今年11月に、「大阪高知県人会」が復活するのであります。そしてその結成総会のポスターを描いているのが、僕らのカモカナ、我らが加茂加奈ちゃん。いいポスターやねー。これみたら、思わず入会してしまうでしょう。
右側は、今朝の日経新聞の「私の履歴書」。今月書いているのは村井邦彦さんね。「エメラルドの伝説」に始まって、「経験」「翼をください」「夜と朝の間に」などなど、僕らより上の世代では知らない人がいないようなヒット曲を作曲した、村井さん。プロデューサーとして世に出したのは、荒井由美にティン・パン・アレーにY.M.Oときたもんだ。
その生い立ちって、すごいね。暁星から慶応という、都会の匂いプンプンの青春を送り、その頃から、後に有名になる人たちと密度の濃い交流を重ねる村井少年。慶応在学中、スパイダースに誘われたりと派手な活躍をしてるけど、そういう環境を当然のように感じながらしなやかに生きる東京の少年って、すごい。
今日の副題は「キャンティ」。おう。かの、キャンティか。この文章によると、高校1年のときから通い、キャンティを創業した川添夫妻に可愛がられ、川添象郎、かまやつひろし、ミッキー・カーチスなどと交流してたと言うから、これもすごい。
キャンティを創業した川添浩史は、かの後藤象二郎の孫。後藤猛太郎の息子。後藤象二郎の生き様もすごいし、後藤猛太郎ときた日にはトンデモナイ。川添浩史の息子は川添象郎で、まあ、とにかく破天荒な一族であるのは間違いない。後藤家の系譜だけで、映画の大作が撮れます。
その、村井少年が出入りしてたキャンティは、ここ。ここから南へはいった、少し窪んだ土地は、以前、ご紹介したことあります。「スペイン村」と呼ばれた、アメリカ、コロニアル・スタイルのアパートが今も残り、独特の不思議で素敵な雰囲気があふれる場所。その横に後藤象二郎の孫がつくったのが、キャンティ。
朝、新聞を読みながら、そんな歴史や個人史に想いを馳せ、カモカナの活躍を眺める。良い時間。
さあ、今日も張り切って仕事を始めよう。