高知空港に国際線ターミナル?〔7216〕2023/01/17
2023年1月17日(火)晴れ!
ちょっとづつ、冬に戻ってきました。とは言え、最低気温4℃とかなので、今の季節にしては、ぬくい。でも、このところの暖かさで、とても寒く感じる、朝。人の体感って、かなり相対的なものやねー。
週間予報見たら来週水曜ごろの予想最低気温が-5℃になっちゅうけど、見んかったことにします。
さて。高知空港。久々の東京出張で、高知空港に来てます。2階売店の、ひまわりグッズコーナー前から撮影してみました。コロナもコロナやけど、乗客はかなり戻ってきた、高知空港。で、コロナ前に計画されて凍結されていた、国際線ターミナル整備の事業検討が再開された、という報道が先月ありました。
当初、2020年2月に計画をまとめてて、その計画では2022年夏に完成の予定だったんだって。2020年2月と言えば、丁度、コロナが始まった時期だ。タイミング悪かったねー。コロナでなかったら、もう、できてたはずの国際線ターミナル。
で、コロナの影響もあって、「仮設でもいいので整備し、需要が増えた段階で本格的にターミナルビルを考えればいいのではないか」という提案が空港ビルから出されているとのこと。そうやねー。確かに。
コロナ前を覚えていますか?
もう、すっかり忘却の彼方やけど、よくよく思い返してみたら、インバウンドを中心にしてどこもかしこも人が溢れてました。大阪なんか、ホテルを取るのにものすごく苦労しましたもの。高かったし。なんかバブルっぽい様相を呈していた、ニッポンの各地。その勢いで、高知空港にも国際線ターミナルを、という流れになったんだと思うけど、コロナで状況が一変したのでした。こんなことになるとは、誰も予想できなかった。
1980年代終わりから90年代初頭にかけてのバブルを体感している僕らは、バブルの頃につくられたバブリーな施設があっという間に廃墟になったりした風景を見てます。
もちろんインバウンド消費については、まだまだ可能性があるので同列には見れんけど。まあ、慎重な対応が望まれるんでしょうね。機能さえちゃんとつくれば、施設の代償や美醜は、後のことだ。それより高知の内容を磨かないと。
空港界隈も、もうちょっと賑わいとかあってもいいと思うけど、海軍航空隊飛行場建設の際の経緯や農業用水など、複雑な事業が入り組んで、今だに権利関係がなかなかに難しい地域とも、聞きます。難しいねー。
そんな訳で高知空港。
もし、土電安芸線日章駅から海軍航空隊まで、鉄道の引き込み線が引かれていたら、ごめんなはり線は高知空港に乗り入れていたかも知れず、そうすると空港利用客の高知市の玄関は高知駅になっていたかも知れず、そうすると高知駅界隈の風景も、今とは違ったものになっていたかも知れず、などと妄想しているうちに、出発の時間が近づいてきました。さあ。東京でも張り切って仕事仕事!