3年振りの、南国・香美・香南酪農振興大会〔7150〕2022/11/12
2022年11月12日(土)晴れ!
良いお天気の週末。紅葉真っ盛りで、あちこち賑わうんでしょうね。コロナは気になるけど、まあね、仕方ないですねー。
で、今日は3年振りに開催された会合に出席してます。「南国・香美・香南酪農振興大会」。コロナになってから開催できてなかった、南国市香美市香南市の酪農振興大会が、ついに開催されたのであります。
その3市での持ち回り開催でして、今年の当番は南国市。南国市のサザンシティホテルさんで、開催されてます。
いつものように、まずは勉強会。今日の講師は、高知農業高校の橋田校長先生。畜産をこよなく愛する橋田先生の話は、面白いですねー。橋田先生のお父様は、須崎市で長い長い間乳牛を飼育され、高知県の酪農を引っ張って来られました。本当に人格者。今はもう引退されているけれど、牛が好き過ぎて今もペットのように肉牛を飼われていると聞きます。酪農家さんには、そういった方が多いですね。
そして、懇談。懇親。酪農家さんの本音が聞けるのは、そんな懇親の場。酪農家さんが、今、大変なのは、このにっこりにも幾度か書いてきました。ウクライナの戦争で国際的に穀物相場が暴騰しているのに加えての、円安。飼料価格がとんでもない状況になって、酪農経営を圧迫しています。ところが今、全国的に生乳の余剰の状態がつづいているので、生乳価格を上げることに大手乳業などを中心に抵抗があり、今月からやっと、上がったのでした。
そんな状況での、酪農振興大会。こうやって酪農家さんの生の声を聴くのは、本当に大切なことだと実感しています。
この大変な状況の中、業界団体などの会合とかで全国各地の乳業メーカーなどの声を聞く機会がありましたが、そのメーカーの所在する地域、立ち位置によって、随分と温度差があるなー、と感じています。酪農家のことより、目に前の乳製品過剰在庫のことしか言わない大手メーカーもあるしね。そういった意味で、弊社のような、酪農家さんとの距離が近いメーカーっていうのは本当に貴重な存在だと実感してます。
さあ。今日は3年振りの大会。じっくりと酪農家さんの声を聞きける大会が、はじまります。