杖立温泉、米屋別荘の露天風呂〔715〕2005/03/31
2005年3月31日(木)こぢゃんと晴れ
今朝は熊本県の山中、杖立温泉で朝を迎えました。ここ小国町で定期的に開催されよります代替医療の研究会に出席するため、昨日、福岡からレンタカーに乗ってやって来ました。大分県との県境にある小さな町ですが、とてもとても素敵な雰囲気を持った町。小国町にある杖立温泉は、ものすごく歴史の古い温泉で、お湯の湧きだす量は半端じゃないくらい多いのだそうです。
この研究会へ来ますと、必ずここ杖立温泉に泊まるのでありますが、この宿は、杖立のなかでもひまわり太郎一番のお気に入りの宿「米屋別荘」。お料理も抜群ですが、なにより素晴らしいのがこのお風呂。ほのかな硫黄の香りと柔らかい泉質、周囲の雰囲気、どれを取ってもすんばらしいですね。
露天風呂につかって背中を向けちゅうのがひまわり太郎。杖立界隈をひとっ走りたつくって来て、朝湯に浸かりゆうところです。この左手には蒸し湯。狭い石造りの、座ってしか入れない小さな部屋が蒸し風呂になっちょりまして、これがこぢゃんと気持ちえいがです、ホント。うらやましいですか?
米屋さんには湯元がありまして、98.6℃のお湯が湧き出ゆうがやそうです。
何でも、今から1700年前の神功皇后の時代からの伝説に彩られた湯元が、ここ米屋さんにあるそうです。神功皇后は、九州で応神天皇を産み落とした訳ですが、その時腹心の部下武内宿禰(たけのうちのすくね)が、このお湯を汲んで産湯にしたのだそうです。すんごいですね。武内宿禰と言えば蘇我氏の祖と言われる人物、古代日本のスペシャルキーマン。応神天皇は、神武天皇、崇神天皇と並んでヤマトの建国者ではないかと言われる人物。