三宝山の50年〔7141〕2022/11/03
2022年11月3日(木)晴れ
文化の日。11月3日が「文化の日」となった経緯については色んなところに書かれてて、日本側とGHQ側の思惑も入り乱れてなかなか複雑なことになってるのはご承知の通り。まあ、それはそれとして、県内では、同学年のY君が藍綬褒章を受賞してました。褒賞などというものは、功成り名を遂げた高齢の方が授章するというイメージがあったけど、同い年の友人が授章する状況になった訳で、そろそろそんな年齢になったのか、と、複雑な感慨に浸る朝。ともあれ、おめでとうございました!
写真は三宝山。正式には金剛山。いや、どっちが正式かは知りません。山の名前って、正式とか通称とかあるんですかね。僕の大好きな三嶺、高知と徳島の県境に聳える三嶺は、高知県人は「さんれい」と呼ぶけど、徳島県人は「みうね」と呼ぶという話を聞いたことあります。実際、どうなんでしょうかね。高知県人が「みうね」と呼ぶことは、絶対に有り得んけど。
で、三宝山。この写真は赤岡からのもの。昨日の赤レンガ蔵も立派やったけど、この界隈にも立派な蔵はたくさんありますね。こないだ書いたように、あの、眺望絶佳の頂上付近は、アクトランドさんが整備中とのこと。よく見ると、なんか、ユンボみたいなの見えますな。
思えば、長い長い時間、放置されてきたもんだねー。僕が若い営業社員の頃、三宝山スカイレストはお客様でした。つまり、あの頃はまだ営業していた訳だ。いや、意外と最近まで営業してて、営業終了は2003年10月25日。おう。なんと、このにっこりひまわりが始まっている時期ではないか。偶然にもその日のにっこりには三宝山が写ってます。あの日がスカイレスと営業の最終日だったのか。そんなこと知らずに撮影した、2003年10月25日の三宝山。あの頃、三宝山スカイレストをご紹介するという発想がなかったのが悔やまれるねー。いや、悔やまれる。立派なアーカイブになってたのにね。残念。
そんな訳で、スカイレストがなくなってから19年。あの、今でも語り継がれる遊園地、三宝山スカイパークの営業は、1997年で終了。
開業が1973年頃なので、営業期間は約30年間。そして、約20年間の空白を経て、再び甦ろうとしている三宝山山頂界隈。どんなものができるのか、楽しみ楽しみ。
いずれにしてもその眺望は、素晴らしい。高知県人にとっての新たな行楽地になるのは、間違いないねー。素敵なパノラマレストラン。最近三宝山にできたワイナリーのワインも飲める、夜景が素敵なレストランとか、あったらいいねー。飲んでも大丈夫なように、のいち駅からシャトルバス運行したりして。
ああ。勝手な妄想が膨らんで仕方ない。僕がやる訳でもないのにね。
ともあれ、「創造広場『アクトランド』三宝山多目的広場造成工事」の工期は来年7月まで。来年夏、何が起きるのか。楽しみ楽しみ。